今日は創立70周年の南山大学メイルクワイヤーのコンサートへ。上智大学グリークラブの現役、OBも参加の交換演奏会。
文化系も運動系もクラブの両校の交流会を上南戦と呼び、私もギターアンサンブル時代に上智のメンバーを迎えたり、東京でジョイントコンサートをしていました。今日は当時、大所帯で華々しく活躍していた頃のメイルクワイヤーのOBと上智の現役とOBを迎えてのコンサートでした。昨日は26人の混声を聴き、今日は 100人を超える迫力ある大舞台を聴くことが出来ました。

同行の合唱友達も同意見でしたが、Ⅳステの指揮者良かったわ~~。forteはあくまでもforte、pianoやpianissimoには細心の注意を払っているのが感じられてさすがでした。男声というと大音響になりやすいけれど、流石に今日の経験を積んだメンバーはかろうじて踏みとどまっていました✌️ (包み込まれたのかもしれないけれど、気になりませんでした。)  アツイ想いはしばしば溢れそうで、聴衆にも伝わってきました。途中、会場内の卒業生も舞台に上がり学生歌を歌うシーンでは、私もオンステしたい気持ちでした。😍 懐かしい学生時代のあれこれを思い出しながらの2時間でした。同級生を舞台に見つけたので声をかけたかったけれど、卒業してからの年月を考えるとお互いに顔がわからないかも、と断念しました。残念😅

今日は雨の中このコンサートへ。(実際は雨のやんでいる時に外だったので、全く傘は不要でしたが)

 

以前、女声合唱団でお世話になったピアニストが招待してくださって、プログラムの中に、ジョン.ラターの新しいJAZZ MISSAを見つけたので聴きたかったし。2021年初演とのこと。

あまり聴いたことがなかったのは無理もないかもね。

26人の歌声は迫力があって、黒人霊歌はしっかり響いてきました。突出した部分もなく、まとまった歌声の女声に対して、男声は少し歌いすぎかもね。それが残念でした。

アンコール曲は松下耕作曲の「今ここに」と「翼をください」(若林千春氏かな?)の2曲でしたが、「今ここ」には長年合唱団で女声も混声も歌ってきた私の胸の奥深くまで入ってくる感じでした。良かったぁ!!一度楽譜を見てみたいなぁと思いながら、帰宅しました。

 

今日は妹が、岐阜県にある亡き父の故郷で、仲良しの歌手の方にお願いして、ボランティアでコンサートを開きました。私も応援に行ってきました。(同居人がチラシを作ったり、少しだけ協力していました)祖父母がいる頃は、私達は長期休みのたびに出かけ、従兄弟たちと一緒に山や川で駆け回って遊びました。その後もお墓参りなどで年に2~3回は足を運んでいる田舎です。父が転勤族たったので、この地だけが私達の故郷でした。その大好きな町でコンサートをしたいと妹が言い出したのは、母が亡くなった今年の2月でした。
話に乗ってくださった方があり、会場も名古屋でいうコミュニティセンターのような所、ご近所喫茶「よってこまいか」を提供していただけました
 
地元在住の従姉やその友達、父の実家のお寺の若い住職さんやそのお母さん、昔住職だった祖父のもとによく集まっていらした檀家さんの息子さんたち、本当にたくさんの方のお力をお借りして、あたたかいシャンソンの手作りコンサートとなりました。

 

 

 

プログラムは「街」「思い出のグリングラス」「枯葉」「愛の讃歌」他、聴きやすい曲が歌われましたが、中でも私は合唱曲として何回も聴いた「群青」。ソロとして初めて聞きましたが、柔らかい歌声で歌詞が胸に染みるようにスッと入ってきて、涙が出そうでした。固苦しいコンサートでもないのに、トーク上手な歌い手さんのおかげで、皆が歌にもトークにも聴き入ってる姿!会場と音楽が一つになっていました。

コンサート前に私はお墓へ行き、早めのお彼岸まいりをして、コンサート後は従姉の家に上がり込んでお喋りをしてきました。
ここに祖父母がいたら、きっと孫自慢してニコニコだったわよね、と従姉と話しました。
充実した楽しい一日でした。