2/9(中4)⑮
1025(20)基礎
1045(07)わらべ唄口伝斉唱
 いもにんじん⑨
 棚のねずみ⑩
 鯉の滝登り⑨
 いっけが一族⑧
 世に文明の花嫁⑥
 ひいやほうや⑤
1052(23)カノン
 35.さくら
 36.散る桜
 41.ことりがなくよ
 42.夏の野辺にうたえ
 43.小鳥の音楽
1115(13)休憩
1128(27)Tacoschatz♀1ARA読み&パート乱取
 3.アンニー・ローリー
 4.いとしのボニー
1155(25)同声3部合唱曲集パート乱取
 1.オールド・ブラック・ジョー
 2.サンタ・ルチア
 4.聖夜
1220終了
-----------------------------------------------------
午後から新年会があるってんで、どうせ練習には出て来んやろうと踏んでいたけど、18人集まった。

酔狂な奴らよ。

ただ、Tacoは全く声が出ず、迷惑をかけた。忝い。

 

新年会は盛り上がっとったな。

ええこっちゃ。

 

乾杯の挨拶で、偉くなられたNoripyが言ってたけど、確かに今のSolfa!は新生Solfa!やな。

新生Solfa!は、名前は一緒だけど、偉そうに言えば、前の混声形態のSolfa!とはTaco的には確かに一線を画しているつもりはあるね。

今の、ド真面目な、地味な稽古、それをTaco個人としては、少し大袈裟に言えば、これまでのTacoの合唱人生の中で、思いがけずほぼ一番楽しいと思ってやっているのだが、それに共感して同じように音楽的に面白い、楽しいと思ってくれる面子だけが参加してくれれば良いと思っている。

団の名前が「多目的」で、これは元々お師匠さんの藤井先生からお借りした物で、それなりの意味があるのだが、別に本当に色んな目的で合唱団に集まって来て貰って構わない訳で、むしろそういう意味での「多目的」が何となく先行してきたきらいはある。

それはそれで良いんだし、だからこそこの団体が有難くも20年近く生き残ってきたと思うけど、昨年一度自分の中で完全に潰してしまって、女声合唱として蘇生させてみて、何をやりたいか改めて考えた時に、今までと全く同じようにはしたくなかったわけで、せっかくなら自分の中で音楽的に少しでも充足感、満足感の得られる様なグループ、逆にちょっとネガティヴに言うと音楽的ストレスが出来るだけ少ないグループにしたいと思った。

勿論、だからと言って、技術的に上手い合唱団を作ろうなどとは毛頭考えない。そんなことではない。

基本的な移動ド唱(階名唱)に基づくメソッドは絶対に変わらないけど、今やっているわらべ唄とか、ARA読みとか、特にパートをどんどん入れ替える乱取稽古は、これまでのどの合唱団でも出来なかった事で、それも女声合唱形態でないと徹底して出来ない事で、ある意味、Taco的にはこれこそ最も理想に近い合唱形態であり、そのお稽古(練習)じゃないかと、自己満足的に思っている。

そうして出てくる音が、普通に素直に美しく響けば良い。

西洋風の発声も必要ない。

まずは日本語がそれなりに美しく歌えれば良い。

そこそこ無理の無い音域で、楽に、どのパートも同じ様に楽しめて、全体が良いバランスで、美しい音程と、美しい発音で歌えれば、それだけで十分に良い音楽になるはず。

 

藤井先生の言葉に、

「 アンサンブルというものは、全員が『良く聴きながら』『正しい音程で』『良いバランス』で演奏した時既に十分美しいものであり、その上にさらに高い音楽性、『うたう心』が生まれ細かい工夫が加わって完成度の高い演奏になる。」

というのがある。

完成度の高い演奏を目標にするわけではないが、それも別に難しい事ではないやろう。

今の稽古を淡々とじくじくと倦まずに楽しみながらやっていけば、いずれは見たこともない世界に到達してしまったということはあるだろうと思う。

 

残念ながら世の中は、譜面が読めずに合唱する人が割合的に増えているように思う。逆に楽器をする人の割合はそんなに減っていない感じなので、楽譜が読める人でも、相対的に固定ドの割合は増え、移動ドの比率は益々減っていると感じる。

それは、音楽にとって最も大事な、相対音感の衰退を意味していると思う。

そうして合唱団自体、お祭り第九的合唱団の様に大規模イヴェント型の合唱団やら、プロの先生方と一緒にやる事で箔を付ける合唱団やら、コンクール的難易度の高みを目指し、少しでも人より順位や見かけの良さを上げることに喜びを見出す合唱団がもてはやされる。

そしていずれも、お金がソコソコ掛かる。

逆に言うと、お金があればソコソコの事が出来る。

Tacoもこれまでにそういう団体に手を染めてきたし、今も関係が全然ないわけじゃない。

でもね、そういうのって、必ずどこかに綻びがあるし、必ず無理があるのよ。

自分の器と言うか、身の丈に合わないことをやってても、その時は良くても、結局進歩しない。

自分たちで簡単だけど自分の力で読める良い曲の楽譜を自分で読んで、それも純粋にアカペラで歌うことが何より楽しいなどと呑気な事を言ってるここSolfa!の様な合唱団はますますマイナーになっていっているという実感があるけど、逆に今までの経験上から言えば、こういう合唱団は、時間は掛かるけど、必ず進化するという確信がある。

 

どこまでも地味に愚直に行く。それしか道は無い。

 

ということで?

次回のお稽古から6月8日の不定演の参加エントリーを行います。

演奏会の内容は、今やっている、わらべ唄、カノン、同声3部合唱曲集の中から選択します。

地味。

演奏会と言うより、おさらい会。

なので無理に参加する必要は無いです。

一応のエントリーの締切を3月2日の稽古までにします。

それまでに、参加希望の人は、参加費1,500円をTacoまで宜しくです。

悪いけど、これは普通の稽古代500円とは別にしてちょ。

不定演の稽古は3月16日からスタート。

演奏会まで11回の稽古。

ちょっと多いように思うけど、今回はちょっと慎重を期して。

 

では、次の稽古も真面目に行くぞ。
-----------------------------------------------------
2/16(中5)⑭
1025(20)基礎
1045(10)わらべ唄口伝斉唱
 1.いもにんじん⑩
 3.鯉の滝登り⑩
 4.いっけが一族⑨
 5.世に文明の花嫁⑦
 6.ひいやほうや⑥
 7.小僧が小僧が①
 8.灯籠とぼしやれ①
 9.石童丸①
1055(20)カノン
 40.夏がきた
 44.山になく鳥
 45.ほろほろやまどり
 46.山どりほろほろ
 47.小鳥がうたう
1115(10)休憩
1125(30)Tacoschatz♀1ARA読み
 5.ひばり
 6.露
1155(30)同声3部合唱曲集パート乱取
 5.かすみか雲か
 6.夏は来ぬ
 7.春が来た
 8.ローレライ
1225終了