「基礎」~ユニゾン、スケール、ハーモニー
 最近、この基礎のやり方を変えました。
 ユニゾンの練習の初っ端を「ハミング」ではなく「ハニング」に。
 ある練習から仕入れたのですが、もしかしたらこちらの方が良いのではと思ってね。
 今のところ、Solfa!も含め3団体で試していますが、効き目がありそう。
 当たり前だけど、まだまだ工夫をすることがあるね。
 完成形などないとは思うけど、より効率的、効果的で、分かりやすく、
 そして基礎と言えども音楽的に楽しい練習方法を常に考えていかねばなりませんな。
「TACOSCHATZ1」
 001 こぎつね
 002 いざ祝え
 003 野ばら
 004 鳩
 005 富士の山
 006 おお!スザンナ
 007 眠りの精
 008 おぼろ月夜
 009 月の光
 010 フィンランディア
 011 国の花
 012 かごめかごめ
 013 ルソーの子守唄
 014 島唄

昨年暮れに見学にお見えになった吉さんと平さんのお二人を加えて、新しい年をスタートいたしました。
11月に入られた中さんも含めて、一気に男声が3名も!
まあ、なんというか、夢の様な話しと言いますかね。
男声が充実してくると、合唱団は本当に強力になるよね。
出来るだけお気軽にお見えになって頂きたいと思う反面、この際、しっかり歌えるようになっていただいて、合唱の魅力にハマって頂きたいという気持ちがちょっと抑えきれないよな気もしますね。

合唱をやっていく上では、他の音楽と一緒で、楽器としての「声」を磨く必要が当然あります。
いわゆる「発声練習」とか「ヴォイストレーニング」とかいうやつで、こういう練習は確かにやった方が良い。
確かにどうしたら上手に歌えるようになるかって思いますもんね。
私も自分でも結構散々やってるし、他の合唱団では大体なんかしてますね、そういう練習。
だけどね、ぢゃあ合唱やるには、その練習を必ずやらないといけないかというと、そうは思いません。
極端に言うと、そんな練習しなくても良い音楽はできると思います。
それに、声が良くなることイコール歌が上手になることではないし。
だけど、今Solfa!でやっているような、皆で音を揃える練習や美しい音階を身につける練習、そして移動ドを使って自分で音を取れるようになることは、良い音楽を作るのには絶対欠かせないと私は思いますね。
同時にそういう練習は、合唱だけでなく他の様々な楽器を使って音楽をやる時にも必ず大切な力になると思います。
勿論、楽譜を読む時は、絶対移動ドでなければならないかというとそんなことはない。
むしろ音楽やっていて移動ドで読んでいる人の割合は、相当低いでしょうね。
極端に言えば、どんな方法でも音が取れさえすればそれでいいっていう考え方もある。
だけど、ピアノなんかの楽器や誰かが歌ってくれるのを聴いてそれを音を取るという状況がなかったら、自分の中に音階を作っておいて、それを基に楽譜を読むという移動ド唱法でしか音が取りようがないですよ。
で、それは決して難しくないし、ピアノをマスターするよりはるかに簡単。
それに実は一番人間の自然な感覚に則したやり方だと私は思いますね。
身につけてしまえば一生ものの技術ですよ。
ええ、そうです、誰が何と言おうと、私は移動ド狂信者ですけどね。ハイハイ。
でも、もうこういうことを30年やっていると、それなりの確信がありますね、私なりの。
ま、それしか出来ないと言われればそうなんだけどね。
で、そうやって自分で歌えるようになってきたら、「良い声とはなんだろう」とか「もっと上手に歌うには」といった要求が出てくる。
そうなってきて初めて自分の楽器である「声」を見つめて、発声に目を向けても良いと思いますね。
ということで、最初は慣れるまでちょっとしんどいかもしれないけれど、頑張ってみて欲しいです。
慣れる為には、何より回数が必要ですね。
沢山読めば(歌えば)それだけ上手になるって奴です。
そのうち楽譜を読むのが楽しくてしょうがないという中毒になるかもね。
で、合唱は、そういう仲間が4人ぐらい揃えば、楽譜さえあれば、直ぐに世の古今東西の素敵な音楽が楽しめる。
他にはなぁんいもいらない。
楽器みたいにお金も掛からない。
これほど気軽で、尚且つ上質な「芸術」というより「人間としての遊び」はなかなかないと思いますね。
ま、呑みすぎると声が出なくなりますから、ちょっとそこは残念だけどね。
だけど、呑みながら皆で歌うのも、これまた至福の時間でね。

ということで、新年に際し、メンバーが増えたことで調子に乗って、無駄に一発ブッてしまいました。
ヒヒヒ、ザマミロ。

勝手に期待が膨らむ2014年。
楽しんでいきたいもんです。