「カノンだぜ」~7曲

 音楽

 リーベ イスト アイン リング

 ピアノはポンポコポン

 楽の音

 歌っている子(マカロニとスパゲッティー)

 哀れな鳥よ

 還れ、市長よ!

「Carmina Burana」~7曲

 20. Veni, veni, venias
 22. Tempus est iocundum
 24. Ave formosissima
 1(25). O Fortuna
 2. Fortune plango vulnera
 3. Veris leta facies
 5. Ecce gratum




この日の練習には、福岡大学混声合唱愛好会プレミエールコールのメンバーの方が6名(だった?)も来てくれて、練習に参加してくれました。

嬉しいね。

こんな場末の合唱団によく来てくれました。

Honami先輩、感謝しますよ。悪の道に誘ってくれて。

また連れて来てね。


さて、ますますカノンに嵌りつつあるTACOです。

だけど、カルミナの本番は大体1ヶ月後だし、Solfa!の練習はあと2回しかないし、カノンばかりやってるわけにはいかんね。


カルミナだけどね、特に女性の皆の衆、もっと表現をオーヴァーにしよう。

やりすぎるぐらいやらないとダメだよ。

この曲、キレイキレイにばっかり歌ったって全然ダメ。

そもそもこのカルミナは劇場音楽なんだから、歌い手は役者になったつもりになって、セリフを喋っているつもりで、オーヴァーに表情をつけないと効果がないよ。

すごく手前味噌ですが…

先日あかでみが京大男声合唱団と演奏会をした時に、私のステージで「きびだんご」という曲をやったんです。

この曲、とても面白い曲だけど、この曲の練習で特に何度も何度も注意したことは、歌詞がちゃんと聞こえることと、もう一つは、表現を自分が思っているよりオーヴァーにやること。

特に表現に関しては、顔で歌ってくれ、と再三言って、音だけでなく、観ていて誰でもそうだと分かるぐらいの表現をしつこく求めました。

だから場所によっては、かなりオーヴァーな表現になった。

でもおかげさんで、終った後にその点を評価してくれる人が多かったのと、面白かったと言ってくれる人が多かった(お腹が空いたと言ってくれたのが、最高に嬉しい評価でした)。

当たり前の事だけど、お客さんがホールで聴くということは、CDなんかで聴くのと決定的に違う点の一つが、ヴィジュアル(視覚的)な印象が物凄く強いと言うことと、その場一回限りだということ。

だから、一回で全部伝るつもりで表現をしないといけないと言うことと、出ている音と見た目が一致しないといけないと言うこと。

そう思うと、生半可な表現は出来ないし、ちゃんと歌うだけでなく、顔の表情を含めたある意味全身で表現する必要があるということ。

その為にも、出来るだけ歌詞=せりふを覚えて、客に向って歌わんとね。

歌詞を覚えるには、それなりの個人個人の方法もあるだろうけど、大事な事は回数。

繰り返し練習するのが王道だね。

で、その時に、ただ機械的に歌詞を唱えるのではなくて、表現も一緒にして覚える。

特にアクセントやスタッカート、ディナミーク(強弱)なんかはしっかりつける。

そうすると、歌にした時もそれが違和感なく自然に出てくる。


もう一つ、特にこのカルミナは分かりやすいんだけど、とにかくノリノリで歌うこと。

速い曲は無論のこと、遅い曲でもノリノリで歌う。

日本人ってのは、特にそうなのかもしれないけど、お囃子の様なノリノリがある一方で、座敷で正座して音楽をするって文化があるからなのか、この合唱のような音楽をやってる時にも、変に腰が重いというか、よっこらせって感じでやってることがよく見受けられるんだよね。

発声的には「しっかり立って」なんていうけど、気持ちとしては、座ってても、立っていても、ちょっと浮き足立つぐらいの気持ちで、今にも踊りだしてしまいそうな感じで歌ったほうが良いね。

ほら、パフュームさんみたいに歌いながら踊るとか、エグザイルさんの踊っている人と歌っている人(よく知らんけど)が一緒になったって感じとかが良いね。

特にこの曲は、お行儀良く歌うのは、禁止。

どうか体を思い切り揺らしながらでも歌ってください。

絶対そっちの方が楽しいよ。



さて、

次の日曜日、26日はお休みです。

次のSolfa!の練習は、9月2日。

その頃には、も少し秋の気配を感じたいな。