場所:中4


人数:7名(少なかったけど…)


練習内容:

「基礎」~ユニゾン、スケール、パターン練習

 今回の練習は、ここ半年ぐらいで最も少ない人数でしたよ。

 でもね、少ないなら少ないなりの楽しみがあります。

 今回の基礎では、せっかくだから普段あまりやらない発声練習をやりました。

 私が今、ちょっと考えてる方法、いわゆる「ハイトーンヴォイス」を使った練習でした。

 つまり、男声で言うところのファルセットね。女声でいうところの「頭声」という奴ですか。

 これを使って実声との間でポルタメントで滑らかに移動するんですね。

 慣れないと途中の所謂「チェンジ」のところで、声が途切れたり裏返ったりしますね。

 これを無くすように歌うんですね。

 練習中にも言ったんだけど、Oh!和田さんとかは、すでにそういう訓練をされていて、非常にスムーズでした。

 つまり実声に既に頭声がいい具合に混ざっているんですね。 

 普段の声から歌う時の声のように美しいですよね。

 そんな感じになると良いんですね。

 一方、学校や幼稚園の先生、看護婦さんなんか、人のお世話をする人で、

 とにかくいつもちょっと大きな声で喋らなくちゃいけない人は、普段思いっきり地声を使っていて、

 頭声のような歌う声(よそいきの声ね)をつかってないから、ちょっと意識をしないと難しいね。

 でも、ちょっとやるとね、できるようになるし、普段の声も変わりますよ。

 それにしても、RKBCママの声はちゃんとやると、すごく良い声やねぇ。

 ちょっと驚きでしたねw(゚o゚)w

 でもあくまで、ちゃんとやると、だよ。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
 それから、TERAママもちょっとやると音域が延びました。

 ちょっと意識すると、ホント、変われるからね。

 発声って、ちゃんとやろうと思うと正直すごく時間が掛かるし、継続的にやってないといけないんだよねぇ。

 そして世の中の大体の合唱団では、この発声練習から入るんだよね。時間をかけて。

 私も高校の頃、基礎練習と言えば、とにかく声の出し方ばっかりでしたね。

 それは決して悪いことじゃないんだけど、

 でも、大学であかでみで藤井凡大と言う先生に会ってからは、考えが一変したね。

 つまり、特に合唱の初心者にとっては、同じ時間があるなら楽譜が読めたり、

 ちゃんと音(音程)が聞き分けられるようになることの方が絶対先だと思うんですよね。

 それに発声って、本当にいろんなメソッドがあるし、それこそ一人ひとり違うわけだから、

 ちゃんとやろうと思うと、それこそ素人が指導するのはとても難しいと思いますね。

 それでも、ま、やらないよりは良いんでしょうけど。

 で、すごく話しが長くなってきたけど、

 つまり、優先順位としては、発声練習は最高位ではないんですね、少なくとも私の中では。

 でも、これ、結構やると面白いんだよね。

 なんていうか、スポーツに似たところもあるしね。

 やるとそれだけ結果が見えるところもあるし。特に、最初の頃はね。

 私自身もここ数年は特に、ちょっと入れ込んでますね。

 それにやっぱり歌が上手くなるような気がするしね。

 ということで、練習が進んできたら、発声練習も取り入れていきたいと思ってるんです。

 ただね、どういうやり方がいいのか、まだ迷ってるんだよねぇ。

 大人も子供も、男も女もそこそこ通用するような方法を考えないとね。

 今日もそうだけど、まだ実験してる段階ですね。

 皆さんは、ハッキリ言ってモルモットです。 

 ということで、チョー長くなったけど、そんな練習もやりつつ、ユニゾンやパターン練習をやりました。

 パターン練習は前回に続いて文字無しです。

 もう頭の中でパターンを考えないといけません。

 というか、最初は覚えちゃっていいですよ。

「ミニミニ音楽講座」~音名(幹音と嬰音、重嬰音、変音、重変音)

 はい、今回も音名の復習です。

 今回は、助手と言うか、メインキャスターをKHANが務めました。

 楽譜も一人で書いちゃってました。良くやった。

 そのKHANの元、一人ひとり答えてもらいましたよ。

 KHANもまだ完璧じゃなかったけど、でも皆共々大分憶えてきましたね。

 いいです。これから使っていくうちに段々当たり前に言えるようになってきます。

「なんちゃって作曲タイム」

 えー、予定外だったんだけど、どうしても作曲がしたいというキッズの要望をうけて、

 久しぶりに作曲タイムとなりました。

 今回は、16小節、4分の3拍子。

 各人基本的に1音符ずつ担当するという無謀な方法でした。

 始めてみると、最初の出だしOh!和田さんが、

 ハ長調の曲なのにファから始めるという、思い切った手に出ましたよ。

 その後の流れを見ていると、どうも途中からヘ長調にみんな感じているようなんで、

 途中から♭を1個つけて、ヘ長調の曲にしました。

 こういうのも面白いね。

 というわけで、何となく無難にいきまして、

 出来てみると結構穏やかな良い曲になりました。

 歌詞を考えときましょう。

「譜読み」~5曲

 121 チューリップ(solfa&歌詞)

 122 うみ(solfa&歌詞)

 046 ローレライ(solfa)

 118 赤い河の谷間(solfa)

 074 サンタルチア(solfa&歌詞)

 今回は、作曲タイムもあって、30分で5曲と少なめ。まあ。こういう時があってもいいでしょう。

 人数が少なかったのでナオさんにアルトに回ってもらいました。

 こういうパートの掛け持ちというか、渡り歩きというか、イイね。

 どんどんやろう。

 「チューリップ」や「うみ」なんて、本当に幼稚園で歌うような曲ですけど、

 こういうのもちゃんと大人も子供も皆で歌うのは、いいことだと思うね。

 別に子供の歌ぢゃないし、ちゃんと歌うとやっぱり綺麗だなと思いますね。

 ソプラノは、RKBCキッズ二人とOh!和田さんとTERAさんの4人。

 なかなか良く歌ってました。

 なんか良い組み合わせだったな。

 ここで我田引水みたいに余計なこと言いますと、

 合唱は人数が多いほうが楽しいってことは確かにあります。

 それに人数が多いってことは、色んな人が居るってことで、そういう意味でこそ良いなと思いますね。

 でもね、少ない人数には少ない人数なりの、大人数では味わえない楽しみが確かにあるね。

 実は今回の練習の後、次の日曜日に本番を控えるBarber TESHIMAの練習があったんだけど、

 これは4人なんだけど、これはある意味究極的に楽しいわけですよ。

 で、今回も人数は私を入れて8名(ソプラノ4、アルト2、テナー1、ナンチャッテバス1)だったけど、

 こういう組み合わせでしか出てこない味があるね。上手い下手いとは関係なくね。

 イイモンダと思います。合唱の楽しみ方って、結構色々あるもんです。


ということで、長くなったな、今度も。


では、また次回。

次回は12時までとちょっと短い練習だけどね。m(。・ε・。)mスイマソ-ン