特別支援学校高等部を卒業後に就労継続支援B型事業所に通所する方は多いでしょう。
一日作業しても賃金は月に数千円。
昔は月に500円だったという人を知っています。
「日中の居場所を提供してもらえるだけでありがたい」
というご家族もいました。
そんな中,静岡県ではこの様な取り組みがある様です。
こういう取り組みが全国的になされたら,素晴らしいと思いました。
「障害者雇用率制度」
(事業主には一定の割合で障害者雇用が義務づけられています)
〜従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。(障害者雇用促進法43条第1項)
民間企業の法定雇用率は2.3%です。従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障害者を1人以上雇用しなければなりません。〜
障害者枠で求人を出したり,特定の特別支援学校卒業生を雇い入れる事にしていたり…。
ですが,勤務時間が短い等,賃金が必ずしも自立できる額に結びつくとは限りません。
静岡県の取り組みの記事を読んで浮かんだのが明石洋子さん。
息子さんの明石徹之さんは公務員です。
何十年も前でしたが,当時
「子どもの頃に重度の知的障害と診断された人が公務員試験に合格」したというニュースに,励まされた人がどれほどいたでしょう。
お母さんである明石洋子さんがどれほど尽力されたか想像に難くありません。
ですが実際問題全てのお母さんが同じ様にはできないので,静岡のこの例が良いモデルとなって広がっていったら働ける人が増えますね。
凸凹発達の子育て育児を頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に育児を楽しみましょう