頑張ることは悪くない? | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

頑張ることは悪くない…とはいえ、あくまでも自分でそうしたい(或いはそうしよう!)と思っていればという意味で、家族を含め外野が「頑張ることを強要する」のは違うと思っています。

 

チョロちゃんが

「発達障害」

とか

「自閉症スペクトラム」

或いは

「アスペルガー症候群」

という診断を受けた事がわかった時に、周りの人から色んな言葉かけをされましたが、その中に

「神様から選ばれて託されたのだから…頑張って

と言われたことがあります。

 

 

勿論、言った人は悪意も悪気もないのはわかるのですが、(診断された当時を含め)そう言われたわたしはそうは受け取れずに

わたしが頑張っていない。と言いたいのだろうか?

…と思ったりしました。

 

それは、毎日が慌ただしくてまともに睡眠時間も取れず一日中寝不足状態だったわたしとは対照的に

当のチョロちゃんは睡眠障害で眠れないのにとっても元気アップ

 

その上、多動でじっとしていないから近所への買い物ですら大変でしたあせる

 

わたしとしては毎日精一杯に頑張っていました。

だから、これ以上どう頑張ればいいのだろう?

これ以上頑張れって言われても…無理あせる

と…精神的にも体力的にもかなりギリギリでした。

 

 

そんな時(人)に「頑張れ」という言葉掛けをされると追い詰められた気持ちになって辛かったです。

 

 

今のわたしは、チョロちゃんの成長と面倒臭かったアレコレが治った事で育児がずっとラクになりました。

 

そのお陰で楽しみながら頑張る事ができます。

わたしは根っからのズボラで適当なところがあるので、意識的に頑張らないと怠けてしまいます。後2年半はチョロちゃんのお弁当作りを頑張ります(笑)

 

だけど苦ではないのはそういう積み重ねが無駄ではないとわかるからです。

 

 

治りません!

と言われた時は子どもの成長すら否定された気持ちになりましたが、いい意味でそれを裏切ってドンドン成長していくのがわかります。

 

人の成長は自然の摂理なので止められない。

先日のブログに書いた四国での浅見淳子さんの講演の動画を視聴してわたしが感じた事です。

 

浅見さんは具体的に知的障害と診断された子が成長してI.Qが70を超えないなんて事があるのか?と問われました。

 

I.Q70以下が知的障害という定義ですが(これも誰かが決めた事で)、幼児期にそうだったとしてずっとそのままなのでしょうか?

そうじゃない子がたくさんいます。

だって人は成長するから…。

 

Twitterで知り合った方々のお子さん達、ドンドン治っています。

かつて知的障害と診断されたお子さんがそうじゃなくなったというのも決して珍しいことではありません。

 

チョロちゃん自身、知的障害ではありませんが、3歳で最初に受けた検査では、拘りが強くて言われた事を理解してもやりたくない事はせず、与えられた課題についても言われた通りにではなく、自分が気に入っている様にしていたので減点がたくさんありました。

 

成長して普通に課題がこなせるようになって減点が減ったので結果的にI.Qの数値が上がりました。

 

もしも変わらないものなら、就学前を理由に検査をする必要はないでしょうし、障害者手帳の更新も不要でしょう。

 

成長する事、診断名が外れる事があるとわかっているからそうなのでしょう。

 

子どもの為に一緒に遊んで身体を育てていく事、

子ども自身が自分に必要な事を知っていて後からその抜けを自分自身で埋めていく事、

親の頑張っている姿は子どもにも影響している事。

 

わたしなりにチョロちゃんを育てていてわかった事も色々あります。

身体の使い方がかなり下手で不器用だった事は就学前には心配の種でした。

 

チョロちゃんが幼児期にわたしが体調を崩していた時期があったし、チョロちゃん自身の拘りでできない事もたくさんあったけれど、できる事を一緒に楽しんだ事が結果的に今に繋がっています。

 

当時は今より更に

治りません!

という考え方が強かったし、

治ります、大丈夫!

なんて言ってくれる先輩ママはいなかったからあせる

 

頑張らせていけない、頑張る必要はない。

と言っている(いた)人達は、その時点で子どもの成長も治る事も諦めていたのでしょうか?

 

わたしは諦められなかったし往生際が悪かったから、(それが)結果的に今に繋がっているので頑張らせて(頑張って)良かったです音譜

 

 

だから、子どもを成長させたい人、治したい人は、誰も治せていない支援者や医療従事者、専門家の言葉に落胆せず、そこを抜け出して頑張る事をオススメします。

 

何を頑張るか?

はきっとお子さん自身が知っているし、治しているお母さん達がどういう子育てをしているかを参考にするといいかも知れません。

 

但し、子どもも親もみんな違いますから、誰かの猿真似ではなくて

我が子に必要なのは何か?

を知ること。

その為にできる事は何か?

を考えること。

他力本願ではなくて自分の親としての勘を頼りにすると案外見えてくるものがあると思います。

 

合うものや事はしっくりいくし、

子どもが喜んでするかどうか?

はとっても大切な事だと思います。

 

わたしもまだまだ子育てingです。

だから一緒に頑張りましょう音譜

 

 

 

凸凹育児を頑張っているお母さんへ

 

新しい一日が始まりましたラブラブ

今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう音譜