当たり前の事ですが、幼稚園や保育園と違って小学校は義務教育です。
小学校に入学というのは集団生活の中で勉強や運動や行事をこなす生活が9年間続くその最初のスタートですから、就学に関して親が神経質になるのは当然で、それが凸凹発達の子どもであれば尚の事。
10年前のチョロちゃんには特別支援教育が必要だとわたしが思ったのは、
超偏食で、
聴覚以外の感覚過敏があり、
多動や拘りがたくさんあって、
ズボンを穿いたままトイレでウンチができない。
とか、
顔に水がかかるのが苦手で、ちょっとでもかかるのが嫌。
土が触れない。
…他にも書き出したらキリがないくらい色々ありました
それで、少人数で関わって貰える特別支援学級からスタートした方が学校に馴染み易く、苦手を克服するのに相応しいと思えたからです。
勉強以前のところで躓いてしまうと学校に行けなくなるでしょうし、そうなったら本末転倒なので毎日学校に通える環境を整えるのが一番だと考えました。
就学前に「筆圧の弱さ」や「マス目に字が書けない」ハサミが上手に使えない…等ありましたが、これらはOTの先生が下敷きに手を加えて専用の下敷きを作ってプレゼントしてくれたり(この先生はチョロちゃんの担当の先生ではありませんでしたが、相談に乗ってくださって助けてくれました)、上手な身体の使い方ができるように、粗大運動でトリガーポイントを使える様に工夫してくれました。
就学前にクリアできる事がたくさんあった方が本人の為です。
無理をさせない。
頑張らせない。
を真に受けて放置していたら後々困るのは子ども自身です。
この頃の面談で
「もしも校区の小学校に自閉症特別支援学級が新設されなかったらどうなさいますか?」
と何度も聞かれました。
「逆に、どうしたらいいでしょうか?」
と聞いた事があります。
当時はその位追い詰められている様に感じられました。
幼児期から数字が好きだったので十進法を覚えたら延々と数を数えていられました。
ひらがなは知育玩具で遊びながら勝手に覚えました。
どちらも3歳位の話です。
就学前の一年間は特に、OTの先生に大変お世話になりました。
そういう経緯があるので、わたし個人は療育に関して否定的ではありません。
特に就学前はわたしが体調を崩していた事もあって、ほんの数回ですが、当時高校生だった娘に療育の付き添いを頼んだ事もありました。
毎日学校に通わせる事は最低限させたかったので、その為の環境整備として一番良いのは校区の小学校に自閉症特別支援学級を新設してもらう事でした。
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
今日も一日が終わりました
明日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう
おやすみなさい💤