廣木さんのzoom講座で見えたもの | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

7日日曜日の午後に待ちに待った 廣木 道心さんのzoom講座がありました音譜

 

事前にTwitterで

「本当のことが知りたい方のみ歓迎!」

とあったので、とても楽しみにしていましたラブラブ

 

廣木さんは武道家で「護道 宗家」、

長男のおーちゃんは自閉症。


廣木さんは地域の同世代の人達に我が子を知ってもらう為には、地元の学校に通わせることが必要だと、小学校から高校まで公立の普通校に通わせたそうです。

因みにおーちゃんは知的障害がある自閉っ子だそうです。


公立の高校に入学できるかどうかについては地域差があると思います。


廣木さんご家族がお住いの地区は、定員割れとみんなが入れる様な環境が整っていたから。という事情があったようですが、自治体レベルで違うと思います。

 

わたし達が住む地域では、公立の高校はそれなりの倍率があります。


他には私立高校…これはどの地域でも同じだと思いますが、進学校とそうじゃない高校の両方あります。

学校によって名前が書ければ入学できる。

と言われている学校がありますが真偽はわかりません。


他に通信高校(毎日通学するコースもある)、そして公立夜間の定時制高校。

特別支援学校です。(希望者が多く倍率の高い高等部もあります)

 

逆にチョロちゃんのように中学校まで特別支援学級在籍で普通高校を受験する子は少ないです。

特にチョロちゃんの卒業した中学では、チョロちゃんが通う高校には受験した生徒も合格者も過去にないケースだったようです。


だから、色々な茶々を入れたり、翻意じゃない学校ばかり進路に加えようとしたのですが…。

 

だけど、廣木さんも言っておられましたが、学校の先生は自分が受け持った数年だけ何とか事なきを得られれば、その後のその子の将来なんてそこまで必死で考えてくれない人が殆どです。


はっきり言ってチョロちゃんはそんな扱いをされてきました。

 

通っていた中学校で、親身になって見守り応援してくれたのは、一年生の時の校長先生と交流学級の担任、二年生の特別支援学級と交流学級の担任くらいです。


2、3年の時の校長先生とはまともに挨拶したことすらありません。

9年間の義務教育の最後の二年間だけですがあせる

この話をしたら高校の先生に酷く驚かれました(笑)

 

医療の現場で行われていること…に関しては、ずっと以前に勉強会で聞いたことがありました。


廣木さんは介護職も支援職も経験されて、それからPTA会長の経歴もある(笑)

 

廣木さんも親という立場ですから、

数年間だけ何とかやり過ごせばよい。

なんて甘っちょろい考えで向き合ってはいられません。

これはわたしも同じです。

 

 

やはり家族ですから、我が子が自分で稼いで生活できるようになって欲しい。と思うのは至極当然なことです。

 

就労支援の事業所は送迎付きで一か月の工賃が数千円…というのは知っていましたが、何の作業もしなくてもパートの職員が代行して(所謂内職作業でノルマを達成させて)、工賃は自分で作業している人と同じ(らしい)…なんか腑に落ちない…と思いました。


だけど、ずっとそこに居たらそういうことも何とも思わなくなるのかな?

 

廣木さんはそういう所に大切な息子さんを丸投げで預けることが嫌で、試行錯誤されてこられたから、今のおーちゃんの笑顔溢れる毎日があるのでしょう。

 

今は自分が書いたイラストの入った作品を自作販売しています。

丁度個展の最中で作業所で支払われる工賃の何倍も1週間で稼いだそうです。


正に経済的な自立ですね。

 

 

周りの言葉のぐらつかされることなく、子ども自身にとって何がベストか?

…を常に考える。

 

親として確固とした信念を持って我が子に向き合う。

地に足がついている人、

修羅場を潜り抜けてきた人の言葉の重みをズッシリと受け止めました。



今週末は座波さんのzoom講座があります。

 

こちらでも、実際の現場にいる人だからこそ見えているもの、伝えたいことがたくさんおありのご様子なので、心して視聴し、実際的な知識を増やして元気になって子育てに役立てたいです。

 


そして今回の講座で廣木さんが何度も言っておられた

「身体アプローチ」の重要性。

 

これを知っていて我が子にしている親は、治している親です。

大人になって自分で治せることを知って実践している成人の方々もラクになって社会で頑張っておられます。

 

選択権は子ども自身にあります。

子どもの人生は子どものもの。

どんなに頑張ったって親に肩代わりはできませんから。

 

わたしも親としての覚悟を決めた時から、周りの声ではなくそれまでチョロちゃんを育ててきた親としての自分の勘と主体性を持つことで、揺らぐことなくチョロちゃんの選んだ道を応援することができました。

 


所詮、学校の先生(特に中学校の)なんてその程度でしたから、見限って(言うことを聞かなくて)正解でした音譜

言うことを間に受けて従っていたら、チョロちゃんの人生を台無しにされていました。



頷くことだらけだった廣木さんのお話。

とても有意義な時間でしたラブラブ




 

凸凹育児を頑張っているお母さんへ

 

新しい一日が始まりましたラブラブ

今日も一緒に楽しみながら頑張りましょう音譜