11年以上前の秋に「自閉症スペクトラム」と診断されたチョロちゃん。
すぐに訓練が始まって、世間では年中と言われる年の四月から療育専門の通園施設に入園し2年間通いました。
幼児期は本当に色々な大変さがてんこ盛りでした
大抵の場合、訓練は隔週で月に二回なのですが当時は拘りやパニック等々まだまだ手のかかる子だったので、小学校に入学後の集団生活に馴染めなくては困るからと、就学に向けて年長の時には毎週OT(作業療法士)の訓練がありました。
(隔週で個別とグループ)
地元の支援センターでは、機能訓練という意味合いでの理学療法や作業療法が必要な子、又、カナータイプの自閉症の子のSTの訓練以外は就学と当時に終了。
…というのが一般的でした。
それ以外では特別な事情がある場合、申し出によって考慮され延長される事もありました。
就学後もCP(臨床心理士)やOTの療育を低学年まで延長してもらいました。
それは初めての小学校での生活に馴染めなかったり、周りの子ども達との関わりが上手にできなかったからです。
それ以外にもOTの訓練をしている事業所と契約して療育を受けました。
zoom神奈川のお話の中で成人後の21歳の時に南雲さんご自身は診断されたので、そういう意味での療育も訓練も支援も受けておられません。
幼児期から支援センターに繋がって療育や訓練を受けてきたチョロちゃんですが、今はそこには通っていません。
小学校に入学した時に通っていた事業所にも通っていません。
zoom神奈川のお話にもありましたが、
支援を減らす。
という考え方で育てていかないと、本当の意味での自立にはなりません。
わたし自身、チョロちゃんにとっての支援はやがて必要がなくなる(べき)もので、いつまでもしがみついているべきものではないと思ってきました。
小さい時には手厚い支援が必要であっても、成長と共に不要になりますし、そうでなければ困るのはチョロちゃんでしょう。
自立には経済的な側面だけでなく精神的・身体的な自立という面もあるので、それらができて初めて本当の意味での自立だと思っています。
まだ、高校生になったばかりですから暫くは子育てが続きますが、それもそう長くはないでしょう。
親はあくまでも子どもにとって一番の味方で、応援団長だと思っています。
支援者は一時的に必要なもので一生ではありません。
親であるわたし達自身、それがわかっていないと大事な事を見誤って子どもを雁字搦めにしかねないので、我が子であっても適度な距離感、視点で見守りたい。と改めて思いました。
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
おはようございます
新しい1日が始まりました
今日も一緒に楽しみながら頑張りましょう