11年前は
「脳機能の障害だから治りません」
がスタンダードだった「発達障害」の診断。
だから、当時のわたしは一度言われたら一生涯それが付いて回ると思っていました。
子どもが小さい頃は特に大抵の場合、個人で専門のドクターを探し出して診断してもらうのではなくて、保健センターとか、児童相談所等に健診、或いは相談で指定されたドクターに診て貰って診断される。
というケースが多いのではないでしょうか?
土地柄というのがあると思いますので一概には言えませんが、流れとしてはそんな感じでしょう。
そして大きな親の会とか何とか協会が主催している相談会・勉強会・講習会・講演会等に行ったり、本を読んだり…。
そこに集まる人達(顔ぶれ)は大抵同じなので顔見知りになったりして、良くも悪くも同じ情報、同じくくりで安心したりして
違う方向に進もうとすると「善意」という名の抑え込みにも似た圧力で「親切心」からそれを阻もうとされて、自分達と違う道を歩んだら「保護」がなくなる。とでも言いた気(実際にそう言われもしましたが)でした。
「治りません」
とか
「周りの理解が必要」
という言葉には何も前向きな後押しもなく、寧ろ親のやる気と主体性を奪うだけの害悪でしかないという事は何年もの実体験から明らかで、
そこに留まっていなかったからこそ今のチョロちゃんとわたしなのだとハッキリと宣言できます。
どうやら脳内更新をしない(できない)人達が一定数以上いて、
「神経発達症だから治ります!」
という最新で確かな情報を知って親子で頑張ろうとする人達に対して、例え悪意が無かったとしても、
大きな嘘と囲い込みで親の心身をがんじがらめにして、
成長を阻む事は決して支援などではなく、
本人や親が本当に必要な支えも後押しも全くない
のが実情です。
少し前の記事ですが2014年4月(チョロちゃんが小学4年生の頃)に書いた一連のブログには講演会に行って知った
「発達障害」から「神経発達症」になった経緯等を書いていますぼで、よかったらご覧ください。
Twitterやブログを読むと、過去には確かに「発達障害」という括りの中にいると診断されたものの、現時点ではそれには当たらない。として診断名が外れた人や、支援者等なしに働いて自立した生活を送っている人達がいらっしゃるのです。
この事実に関して素人や自称専門家の意見や判断は何の信憑性はなく、勿論、それを尊重する義務もありません。
昨日のブログにも書きましたが、チョロちゃんの主治医もIQの数値が変わる事も診断名が外れる事もある。と言っておられますが、そういうドクターは他にもいて、その話をどう受け取るか?は受け取った個人の判断でいいと思うのは、どうやら「治らない」事にしておかないと都合の悪い人が一定数いるかららしいのですが、幸いにもわたしもわたしの周りにもそういった面倒で迷惑な忖度は一切ないので、普通に「治る」や「治った」という言葉を使える表現の自由を持ち合わせてもいます(笑)
今回の受験に関して、過去に危惧していた様な特別な配慮は一切必要なく、別室受験も延長も一切受けずに数百人の受験生と同様に1人で終えて帰って来ました。
これからは特別支援教育の枠から外れて過ごす事になりますが、これも将来の就労に向けての準備の一つだと前向きに捉えられるのは、これからもチョロちゃんがどんどん成長し続けて、自分で自分の歩む道を探し当てて頑張っていくだろうと思える位に治ったからです
今はまだ不安だらけであっても子どもは成長し続けるので、それを阻む事なく一緒に頑張れるお母さん達が増え続けます様に
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう