話題になっている、
痴漢の被害に遭った女子中学生に保健室の先生が安全ピンを渡して
「これで犯人の手を刺しなさい」と言ったという話。
賛否両論あるようですが、反対派の意見に
冤罪だったらどうする?
というのもあったそうです。
冤罪。
確かにあってはならないと思います。
状況によるかも知れませんが、痴漢の場合、犯人を特定する事が必ずしもできないとは限りません。
実はずいぶん昔の話ですが、通勤時に電車の中で痴漢に遭った時、犯人の手の甲を引っ掻いて証拠にした事があります。
その手を掴んだまま次の駅で電車を降りて駅員さんに頼んで警察に通報してもらいました。
この時はしっかり触られた手が特定できましたが、できなかった事が何度もありました。
警察の取り調べ室で別々に事情を聞かれました。(出勤前の朝の時間です)
加害者は仕事に遅刻する事を気にしてか?最初は否定していましたが、わたしの引っかき傷が証拠となり結局、自白しました。
まだ女性専用車両なんてなかった時代です。
何度も痴漢の被害に遭っていましたが、手慣れた犯人だと全く特定できないタイミングを狙って触ってくることもありました。
そういう目に何度も遭っていたから、尚のこと痴漢という卑怯な行為が許せません。
わたしのお尻を触っている手の甲に爪を立てたので、間違う事はありません。
偶然にちょっと触れたのならお尻に掌が触れる事はなく、手の甲の筈なのです。
それに偶然触れてしまうのと意図的に触るのでは全く別なのでわかります。
普通に考えて電車の中で掌をわざわざ他人のお尻に向けるなんてあり得ません。
父が「満員電車に乗った時は両手を上に上げている」と言っていました。
偶然であっても触れる事がないように、痴漢に間違えられない男性側の防衛手段です。
今は掌の検査すると微量の繊維片で犯人を特定できる。
…と聞いたことがあります。(手を洗っていないという条件付きですが)
これって逆もあって、
無実の人ならこの検査で証明できる。
という事になるのでしょうか?
そうだとしたら画期的ですね!
そして、もう一つ画期的な商品化計画があるのを知りました。
消えないインクで犯人に印をつけたら?
という発想から有名メーカーのシヤチハタが「痴漢」という2文字のスタンプの販売を真剣に検討しているのだそうです。
その記事はこちら
文字通りの痴漢の証明。
誰かが「烙印」と言っていましたが、正にそうですね。
被害に遭った事のある人ならわかるでしょうが、とっても不快だしずっと嫌な気持ちになります。
こうやって痴漢の被害に遭った時に泣き寝入りではなく、犯人を特定したり警察に通報した時の証拠になりますね?
痴漢は犯罪です。
そういう認識の無い人が意外に多い様ですので、撃退できたらいいと思います。