チョロちゃんが幼児だった頃、熱い真夏の昼間に水浴びがさせたくて水のシャワーをかけた時に
「痛い!」
と叫んだチョロちゃん。
「こういう時は『痛い』じゃなくて『冷たい』って言うんだよ」
と教えたわたし。
自閉っ子のチョロちゃんは言語発達に遅れがないと言われるアスペルガー症候群の診断ですが、独特の言い回しとか特徴的な言語の使い方をしていましたから、チョロちゃんが口にした
「痛い」がチョロちゃんの記憶違いだと思い込んでいたわたしにとって、その言葉が文字通りの「痛い」だとわかったのは花風社の赤本(「自閉っ子こういう風にできてます!」)の中で、藤家寛子さんの「雨が痛い」と言う発言を読んだ時。
感覚過敏というのは本当に色んな感覚が生活に支障をきたす位に酷くて、そのせいで生活の質がとても悪くなったり、育てる側のわたし達も何かにつけて大変で面倒くさい育児だったのです。
今思えば、知らなかった事とはいえ痛がっている我が子に水のシャワー。
ある意味虐待?
このブログを読んで初めて「感覚過敏」を知ったという方からメッセージを頂く事がありますが、こんな失敗は数知れず(笑)
色んな失敗や修羅場を何度も何度も繰り返し乗り越えて(?)の今なのです。
そして、その大変な感覚過敏も今や治ってチョロちゃんだけでなく、わたしもラクになれました!
感覚過敏が原因でアレコレ大変な事があるのを知っているのは親として必要な情報ですが、それとセットで知って欲しいのは「感覚過敏が治る」という事。
そこまで知っていれば
よし、治そう!
って頑張るきっかけになると思います。
お母さんが元気になって頑張れたら、子どもの育ち方も加速します!
だから先ず、お母さんが元気になって凸凹育児を楽しめる様になって欲しい!
その為には先ず、今どこかで孤軍奮闘している(できれば全ての)たくさんのお母さんに
「感覚過敏も神経発達症も治る」って知って欲しいです!
独りぼっちで乗り越えるよりも、みんなと一緒だったら明るく楽しい凸凹育児になります!
知ってみんなで頑張れる育児になります様に♪