自閉っ子通信 Vol.11を読んで感じた事〜#3わかっていない支援者 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

合理的配慮ってある意味では同じラインに近づける事。

なのではないかな?と思っています。

 

目標の場所まで行くのに徒歩で行くのが難しい人には車椅子が

使える様に配慮し、視力が弱い人に眼鏡や杖を用意しておく。

周りの音が辛い人にはイヤーマフで雑音を避けられる様にする。

 

視覚や嗅覚の過敏でどうしてもその道(ルート)が使えない人に

別の方法を提示する。

 

人によって必要な支援は違うので、みんな同じにはなりません。

それが個性であって違って当然なのです。

 

診断名が同じであっても、得意な事も苦手な事もそれぞれ違って

似ているところもあるでしょうが、困り感が違えば当然、必要な

支援は異なるのです。

 

合理的配慮というのは、個々の違いを認めた上で必要な配慮を

する事で、同じラインについてスタート(活動)できる様に

する事なのではないかなぁと思っています。

 

自閉症スペクトラムだから〜という決まり(くくり)はないので

「感覚の過敏」一つとっても触覚、嗅覚、聴覚、視覚、味覚等に

それぞれの違いがあって、ある人には不快でも、ある人には心地よかったり、得意分野も不得意分野も千差万別。

 

それがわかっていない支援者(指導者・教師)は、前に関わった

事があるから大丈夫です。とか、自信たっぷりに言ってきて、

挙げ句の果てに酷い対応して子どもをダメにします。

 

登校拒否になる子の多くに先生が対応を失敗したのが原因。

という子がいますが、わかっていないのに知ったかぶりで対応し

こじらせたり、学校そのものに不信感を持たせてしまうリスクが

あると自覚して欲しいです。

 

いじめの問題も、先生の対応如何で解決する事があります。

それで、登校拒否に至らずに済む事も多いと思います。

 

画一的にしか見られない人に合理的配慮は無理でしょう。

柔軟性のある対応ができる支援者が増えて欲しいです。

 

 

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