子どもが発達障害だとわかった時、
「風邪が治るという様な意味合いにおいては治りません」
とDr.から言われました。
それまでに自閉症とは? とか 発達障害とは?
という類の本の殆どに、そう書かれていたので、
治らない。が当たり前になって知っていました。
それと同じくらいに書かれていたのが、
叱らない。 無理をさせない。 頑張らせない。
という様な内容。
叱る(叱られる)様なことしかしない目の前の我が子。
叱らないで放置したら、いったいどんな子になるだろう?
と親なら誰でも思うであろう疑問と不安。
某ペアレント・トレーニングに参加した時も、
叱らないで褒めるべきところを探してとにかく褒める。
と何度も言われました。
講師は違うタイプの発達障害(アスペルガー、LD、ADHD)の
三人のお子さんを育てたあげた(?)お母さんという人。
色々な感覚特性を持っていたり、個性的な子達の良い所だけ見て
育てていく様に言われました。
その後、何冊も本を読みましたが、大体みんな同じ様な事が
書かれていました。
チョロちゃんが通っていた園では、先生たちが愛情を注ぎつつも
悪い時にはしっかり叱ってくれていました。
感覚過敏で触れなかったり、できなかったりする事を
無理強いする事はしませんでしたが、工夫を凝らして
どうしたら頑張れるか?試してくれました。
それでも、どうしてもできなかったこともあり、
偏食は殆ど治らないままでしたが、就学前に小集団での生活に
少し慣れる事ができていたので、就学後の大集団でも何とか
頑張れたのだと思います。
嫌な事はしなくていい。と言って、何でもかんでも思い通りに
させていては、どんな子であってもまともに育たないだろう事は
想像に難くないのに、その想像力が極端に乏しい子をそう育てて
嫌な事に立ち向かうとか、乗り越えるとか頑張る。という事を
避けていても一般社会で通用する。と思い込む様な誤学習を
しないのだろうか?と、気になります。
先の講師のお子さんですが、その当時のお話を聞いた限りですが
少なくともお一人は、我が子にはそうなって欲しくないおとな。
一般的にあるがまま。とか、頑張らせない。が好きな(?)
発達障害関係の支援者とか専門家ですが、発達障害児が発達に
凸凹があっても一般の社会で受け入れられる働ける大人になって欲しい。という将来の目標を真剣に受け止めそれを叶える為に、
何とか育てるとか、努力をさせよう。とは思わないのかなぁ?
感覚過敏が治るというのは数年前から素人のわたしでも知って
いる事なのに、知らない先生方の何と多いことか!
頑張らせない!という育児はいい加減にやめて、
素直な自閉っ子をきちんと叱って軌道修正しましょう!
って教えて欲しいな、親の誤学習を早く何とかして、
社会で通用する人に育てる工夫をどんどん教えて欲しいです。
叱らない子育て、頑張らせない症候群はそろそろ終わりに
しませんか?
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