2015年の12月に花風社から出版された、こよりさんの
「支援者なくとも、自閉っ子は育つ」という本。
花風社の本は読み返す度に新しい発見や啓発が得られて、
前に読んだはずなのに、その時々で響く言葉が違います。
今回は「本能」という言葉が残りました。
こよりさんはいくつもの病気をお持ちで、
更には義父母、義祖父母の四人の介護と二人の凸凹育児。
全部を一人でなさった方です。
だけどスーパー主婦!みたいな気負いがなくて、
その時に必要な事を毎日しただけ。という感じです。
支援者に繋がらなかったメリットは、
他者からの余計な言葉に踊らされずに、
自分で感じた母としての本能で我が子に必要な事を
感じ取ってしてあげる。
我が子に母乳を与えおしめの交換や、身の回りの世話。
子どもをよく見て必要な世話をする。
当たり前の事を難しくさせる要因があり過ぎて、
母としてできるはずの事ができなくなってしまう現状。
もっと自分の勘を信じて子どもを育てる事の大切さを
再認識させていただきました。
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