三人いる子どもの中でトイレの事で一番ラクだったのは、
二番目の子である長女の時でした。
娘は広島で生まれました。
長男と三年弱の年の差ですが、
広島で知り合った看護師の先輩ママから、
「お座りできるようになったら、
朝目覚めてすぐにトイレに座らせるといいですよ」
と教えてもらったので、生後5ヶ月くらいの時から、
朝目が覚めた娘をトイレの便座に座らせました。
(幼児用の補助便座をセットして)
初めは泣きましたが、そのままオシッコをしました。
その事にも驚いた様な反応をしましたが、
「偉いね〜。凄いね〜」
と言ったわたしの喜んだ声がわかった様でした。
次からは泣かなかった様な気がします。
この訓練のおかげで夜のオシッコがなくなって、
寝てから朝までオムツの中にオシッコをしません。
だから1歳前にパンツで寝かせていました。
この方法を5ヶ月頃のチョロちゃんにも試しましたが、
全く効かず大泣きされて暴れられて終わりました(笑)
新しい事やいつもと違う事が苦手な自閉っ子は多いと思います。
その頃はチョロちゃんが自閉症だとは知りませんでしたが、
あまりに激しく抵抗されるので、わたしの方が折れました。
もう少し大きくなってからおまるではする様になりました。
その後、補助便座をセットしたトイレでのオシッコ。
ですが、うんちの時には頑として嫌がって大暴れ
紙おむつの中でしかしませんでした。
花風社の自閉っ子シリーズで知った「先着一名様」という感覚。
自閉っ子にとって「いつもと同じ」が安心材料ですから、
新しい事や物に挑戦する事が難しい様です。
2歳の頃にはトイレでオシッコができましたが、
感覚過敏が強く、股の辺りにパンツが接触するのが嫌で、
紙パンツを穿きたがりました。
紙パンツはキレイなままですが何度も着脱するので、
汚れていないのに捨てる。という勿体無い時期が続き、
ある時からふとパンツが大丈夫になりましたが、
トイレでウンチを嫌がって、トレイニングパンツの中に
ウンチをしていました。
ウンチのタイミングがわかるので、パンツを脱がせて
トイレに座らせようとすると暴れて抵抗されるので、
毎回大変でした
オマル➡︎トイレとできる様になったのですが、
今度はズボンとパンツを脱がないとウンチができない
という壁にぶつかりました。
それでも幼児期はまぁ何とか良いのですが、
小学校ではマズイと思ったので練習させたのですが、
抵抗されてトイレの前でズボンとパンツを脱ぎます。
仕方がないのでトイレの中で脱ぐ。
という方法に切り替えました。
これも今では過去の事で、今では下におろしただけで
済ませるようになりました。
自閉症だとわかる前は、口は達者なのにできない事が多く、
一つ一つに手がかかって面倒臭い子だなぁ〜と思いました。
感覚過敏という言葉は知りませんでしたが、
少しの事(音、感覚)でいちいちパニックになるので、
「大丈夫だよ」と毎回言い聞かせていました。
身体(脳)が育つと感覚過敏がなくなる(治る)ので、
イヤーマフは不要になりました。
トイレでの事も、当時はどうなるのか?…と、
不安もありましたが、子どもは育って良くなっていくので、
発達に凸凹があっても大丈夫です
とはいえ、そういう最中にいる時は本当に大変なので、
(その大変さがわかるので)大丈夫だよ。
と、伝えたいです。
こんな風に今言えるのは、色々あってもチョロちゃんが
育っているからです。
発達に凸凹があっても成長と共に発達するので、
子どもが育つ力を信じて欲しいです。
今はできない事でも、できる様になるはずです。
だって、子どもは発達し続けますから!(笑)
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