チョロちゃんが「自閉症スペクトラム」と、
診断されて丸7年が経ちました。
先日のブログに障害のある子を育てていても
全ての人が不幸だとは思っていない。
と書いた時、コメント下さった方が、
他の方が書かれたブログに触れて、
自閉症と診断された子のお母さんが
悲しんでいる。と、教えて下さいました。
その言葉は決して他人事ではなく、
7年前のわたし自身と重なり、
身につまされました。
障害児を育てる事は不幸ではありません。
だけど、チョロちゃんが自閉症でなければ、
チョロちゃん自身が抱える大変さや、
自分で自分が止められない辛さなど、
味わわなくて済む事がたくさんあるのも
事実でしょう。
ブログの最初の欄にも書いていますが、
わたしがチョロちゃん日記を始めたきっかけは、
子どもが「発達障害」とか「自閉症」と
診断されたばかりで悲しんでいるお母さんや、
凸凹育児を頑張っているお母さんの役に立ちたい。
と思ったからです。
7年経ったから今だから、
わかることもあります。
あの頃のわたしが辛くて悲しかったのは、
診断名を言ったドクターから、
チョロちゃんがこの先どう育っていくか?
どう育てていけるのか?という指針が
ちゃんと与えられなかったからだと、
今のわたしにはわかります。
だけど、悲しみの最中にいる時に
これを教えてもらえていたら、
もっとラクに立ち直れていたなんて、
そんなこと思いもつかなくて、
辛い日々が暫く続きました。
「発達障害」は、
発達しない障害ではなくて、
発達の仕方が個性的で独特なんですよ。
だから、周りの子や兄弟姉妹児や、
育児書に書かれている順番通りには
育っていかないかも知れませんが、
その子なりに成長していきます。
って、教えてもらえていたらな。
だから、この子に合わせた訓練が必要で、
早くから適切な支援をしていけば、
大きくなるにしたがって大丈夫が増えて、
育児もラクになりますよ。
って、言ってもらえていたらな。
ただ、正確な診断名を言われるだけじゃ
何の解決にもならない。
大切なのは、
どう向き合って、どう育てるか。
そして、お母さんの気持ちに寄り添って、
『大丈夫、ちゃんと成長しますから』
って、言ってもらえていたら、
もっと早く元気になれただろうし、
苦しくて辛い日が短く済んだだろうな····。
最近、お子さんが診断されたママが
このブログに気づいてくれたらいいのにな。
泣くことは否定しないけど、
自閉っ子育児は辛いだけじゃないですよ。
とっても大変な幼児期は、
毎日振り回されて疲れ果て、
身体も心も折れそうになるけれど、
そんな想いで頑張っているのは、
決してあなた一人じゃないし、
今は辛いことも多いけど、
子どもが育っていく中で、
いつしか笑顔になれるから。
わたしもそうだったし、
周りの何人もの友達も、
みんな修羅場を乗り越えて、
今は笑顔になれています。
発達障害児が抱える問題も、
全くなくならない訳ではないから、
いい支援者を見つけて欲しいな。
まだまだ、
書きたい事がいっぱいあります。
夏休みに親子で体験した貴重なアレコレや、
それに至る経緯とか、その効果とか、
順序だてて書きたい事が頭の中に充満しています。
それが書けたらもっと具体的に役に立てるので
もう少し待っていてください。
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