DSM-5の日本語訳では
「発達障害」が「神経発達症(群)」になるそうです。
「発達障害」よりも「発達症」という表現の方が、
ドクターから言われた時の印象が
やわらかいイメージだな…と思いました。
障害という表現(文字)が好きではありません。
この話をして下さった先生から、
翻訳された先生方の想いも同じだと聞いて
嬉しかったです。
表現の違いだけ。
…と言われればそうなのですが、
受け取る印象は随分違います。
普通学級に在席する児童・生徒の中に、
発達障害児と思われる子が10%以上いる。
文科省の発表よりも高い数値ですが、
学校を回っている専門家の意見です。
チョロちゃんの学校にも、
そういう子たちがいます。
受容…という事、一つとっても
「発達障害です」…と言われるよりも、
「発達症です」…と言われた方が、
受ける取る側の印象が違う気がします。
診断をする立場の先生もそう言われました。
こんな風に言って下さる先生は、
DSM-5の翻訳に関わった先生同様、
患者や家族の気持ちに寄り添って、
下さる先生です。
表現が変わっても、
チョロちゃんは変わらないのだけれど、
関わって下さる方の優しい想いがそこにあります。
早期発見(診断)・早期療育
この大切さは何度も繰り返されています。
親の都合で幼児期に診察に行けず(行かず)、
適切な支援(療育)が受けられないまま成長し、
不登校や引きこもり、就労の問題、
二次障害などになって慌てて受診し、
発達障害を診断できないドクターに誤診され、
必要のない薬を処方され、
症状も親子関係も悪化した。
…という話を聞く事は珍しくありません。
発達症という表現になってハードルが下がり、
早期診断→療育に繋がったらいいな
…と思っています。
最初の窓口になるだろう方々には、
温かい対応で不安なママたちが
少しでも安心できる環境を整えて欲しいです。
子どもたちにはずっと支援が必要です。
その為にも早い時期から
信頼できる専門家と繋がっておく事は、
とっても大切だと思います。
表現が変わる事で、
多くのママたちが子どもの?に気づいた時、
支援を受けるきっかけが早く掴めたらいいな。
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