チョロちゃんが帰って来て着替えをしている間に、
わたしは連絡帳を読みます。
連絡帳にはその日にあったことを先生が書いてくれます。
それを読むのが楽しみです
その日は算数で2年生の復習のかけ算プリントをして、
全部100点だったそうです。
チョロちゃんは先生に(連絡帳に)
『ノーミスだったって書いて』
と嬉しそうに言ったそうです。
見ると連絡袋の中に算数のプリントが3枚入っていました。
プリント1枚に36問、3枚とも全問正解でした
「すごいね~プリント1枚が36問。
全部で何問ノーミスだったの?」
『え~と…(一生懸命計算して)108問』
「そっかぁ~そんなに間違わずにできたんだ」
2年生になって始まった かけ算九九。
上の子達は(わたしもですが)何度も言って覚えましたが、
チョロちゃんは少し違いました。
一応、学校で用意してくれた暗唱グッズ(?)があって、
初めは同じように(呪文のように)何度も言っていましたが
どうやらチョロちゃんには苦痛だったらしく、
『もう、言いたくない』
…と拒否反応を示しました。
そっかぁ~こういう方法、チョロちゃんは嫌なんだね。
先生とも相談して、無理にさせないことにしました。
一応2年生のうちに覚えられれば良いのだそうです。
そして、先生曰く
『3年生になっても覚えられない子もいますから…』
そうなんだ…
それを聞いた時ちょっと焦って、
チョロちゃんがずっと拒否し続けたらどうなるのかな?
…って、気になったけれどチョロちゃんのこだわりが、
良い形に作用しました。
その方法というのが、
百ます計算
これって、たし算ひき算だけだと思っていたら、
チョロちゃんたちにはかけ算もありました。
百ます計算は時間を計るのですが、
時間へのこだわりがあるチョロちゃんにとって、
早く計算する!
…というこだわりで、頑張りました。
この宿題が出るようになって(2学期は)
学校でも何枚も練習していました。
最初の頃は覚えていないので、
表を見ながら悪戦苦闘して10分以上かかっていました。
タイムを縮めたい気持ちが強いチョロちゃんは、
その後、アッと言う間に覚えました。
3年生になったら割り算も始まるし、
それには九九を覚えていないとできません。
こだわりという意外なことがきっかけになって九九をクリア。
チョロちゃんらしいなぁ~と思いました。
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