どろだんご 発達障害と共に生きる
著者…瑠璃 真依子 さん 文芸社
この本は成人してから診断された20代の女性が
書いた本です。
著者の瑠璃さんは中学校の先生ですが現在休職中です。
この本は、真依子の歴史という産まれてきてからの事と、
取扱説明書という接し方ということが中心に書かれています。
この中で瑠璃さんは、
一人の人間としてどう接してくれたら助かるのかを、
当事者目線で書いてみようと思います。
…と書いています。
けれども発達障害は一様ではない。とも書かれていて、
そういう気遣いが素敵だなと思いました。
発達障がいと診断されていても、千差万別、十人十色。
大きなくくりの中でみんなそれぞれ違います。
とっても似ている部分もあるけれど、
全く違う事もいっぱいあるので、
発達障がいだから~のはず。
…という決めつけがありません。
(わたしはこういう見方が好きです)
チョロちゃんにも似ている所が幾つもありました。
特にパニックの時にどうして欲しいか、
というのは参考になりました。
アッという間に読める一冊でした。
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