今朝、ピグ友さんとお話ししていて話題になった事の一つに
出生前診断がありました。
血液検査で簡単にできる(?)
出生前診断が国内5施設で明日から始まるそうです。
出生前診断については以前にも書きましたが、
今度の検査は、血液検査で精度が99%。
胎児への影響はなく安全性が高いそうです。
だけど、この検査でわかるのは染色体異常だけ。
…という新聞記事の内容でした。
この事が気になったのは、
わたしたちだけではないと思います。
この検査で自閉症は勿論、
染色体以外の障がいについてはわかりません。
法律では、胎児の障がいを理由にした堕胎は
認められてはいませんが、
これまでの経緯や記事を読んで思ったのは、
堕胎を意識しての検査だろうという事です。
チョロちゃんがお腹の中にいる時に、
検査についての説明がありましたが、
確か(堕胎ができる)22週という時期を、
意識しているだろう。と思えるような説明でした。
わたしは検査を受けませんでしたが、
医師の中には明らかにその事を意識している人もいる。
…という事です。
心の準備…という方も、稀にいらっしゃるようですが、
殆ど命の選別に繋がっているのではないかと思います。
21トリソミー(ダウン症)のお子さんを育てている友達が
何人かいます。
石田純一さんの奥様の東尾理子さんが、
お腹の中にいるお子さんが障がい児かも知れない。
…という事を公表された時、友達の一人が、
「『大丈夫だから産みなさい』って、声を掛けてあげたい」
と、言っていました。
理子さんは、そうであっても産み育てる。
…という気持ちを貫いていらっしゃいますが、
(それでも)声を掛けてあげたい。と……。
奇しくもパラリンピック開催中の今。
検査が安易な命の選択に繋がらない事を願っています。
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