寒くなったこの時期になると、
チョロちゃんが「自閉症スペクトラム」と診断されて、
まだ、一月程だった三年前の今頃を何故だか思い出します。
あの頃は、理由もなく涙が出て…
ううん、きっと理由はあったのだけれど…
…何がホントの理由かわからなかっただけ。
今も、理由はわからないのだけれど、
でも、こんな風に思い返して書くことができる様になった分、
わたしも成長しているのかも知れない…。
チョロちゃんが自閉っ子だとわかった時、義母に言われた
『普通の学校に行けるんやろうか?』
という、受話器越しの言葉と声が今も耳の中に残っている。
決してわたしを責めるために言ったのではなく、
孫の行く末が心配になっての当然の言葉。
だけど、あの時のわたしには辛かったんだと思ったりもする。
近くに住んでいなかったのは、むしろ保護となっていた。
義父母と同居していたら、どんな風に話したのだろう…。
考えても仕方がないのだけれど、
色んな事を考え悩んだあの頃のわたし。
もしかしたら、今この時、行き場のない想いを抱えて
かつてのわたしの様に涙しているママがいるのでしょうか?
一人ぼっちで子どもを想い胸を痛めているママが…
心がついて行かないなら、無理をしないでいい。
子育ても毎日頑張っているんだから、
それ以上に頑張る必要なんかない。
だけど、いなくなったりしないでね。
ちょっとずつだけど確実に心が立ち直れる日が来るから。
弱虫で泣き虫のわたしにだってできたのだから、
あなたなら大丈夫。
今日も寒いね。
温かいココアでも飲んで暖まろう。
いつか、笑顔になれる日まで…