子どもに左右を教える方法は色々あると思います。
そして、ちゃんと覚えると、生活の幅が広がって、
色んなメリットがあります。
例えば、洋服。
よく後ろ前に着てしまう子どもがいますね
意外ですが子どもが左右を覚えると
後ろ前にならずにちゃんと着られます。
自閉っ子の中には、Tシャツなどの首の後ろの所の
布(サイズやブランド名の書かれている)が
『チクチクして痛い』と、いう子もいると思います。
チョロちゃんも小さい時には、縫い目をほどいて
外したりしていました。
それを後ろの印にできなかったので、
大抵の服の内側の左の部分に縫いつけてある
“洗濯表示マーク”を利用して、
「これがついている方が、左だよ」
と、教えました。
左右をしっかり覚えたチョロちゃんは、
服の前後を間違えずに着られる様になりました。
他にも左右を覚えてくれると、
『背中がかゆい』と、言われた時に、「どこ?」か
ハッキリわかります。
『もっと、右』とか、『左の上の方』…なんて、
細かく言えるので、
文字通り、かゆい所に手が届きます
他にも
「左手で、茶碗を持とうね~」とか、
「右の引き出しにあるよ」とか、
細かい指示が通るので
お互いにイライラしなくてすみます。
小学生になると、先生から
『右側を歩きましょう』という様に指導されます。
そんな時にも、左右がしっかりわかっていると
とっても便利(?)なのです