支えてくれる人たち | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

去年の今頃は、園の先生方が半分以上も退職されるがわかって、わたしたち保護者はてんてこ舞いの状況でした。


何とか状況を良くしたい!…と、あちこちに電話を掛けたり相談したり…


その結果が今の園長先生の赴任だったのですが、年長という本当に大切な一年をとっても良い先生方に囲まれて、チョロちゃんもわたしも環境に恵まれているなぁ~とつくづく思いました。


チョロちゃんが自閉症と診断されて、初めて勉強会に出席したのが2009年5月。


その時に(自閉症の専門家の)某先生が、


親が先ず自閉症についてよく知る事。


子どもよりも先を行く事。


…とアドバイスを下さいました。


2008年の夏頃から少しずつ本を読み始めて、書かれている事があまりにチョロちゃんと当てはまるのでビックリしたのがほんの少し前の様な気もするし、ず~~~と昔だった様にも思えます。


診断された2008年10月はあんなに辛かったけど…




確か…高校生の時に数学の先生が教えてくれた言葉です。

どうして、国語じゃなくて数学の先生なのか、今でも不思議だし、肝心な先生の名前を忘れてしまっているという失礼な話なのだけど…


「一寸先も見えないほど 


真っ暗闇になった時、夜明けは近い」



どういうシチュエーションでこの話が出たのか…全く覚えていないのだけど、数学の先生なのに不思議な話をするなぁ~と、妙に記憶に残っています。(先生の名前は忘れたけど…)ガーン



今はこの言葉がスーッと思い出せるけど、あの時はそんな心の余裕なんて全くありませんでした。


もうこれからさきずっと、大笑いすることなんてできないんじゃないか…って本当にそう思ったのに…。



振り返ってみると、どんな場面でも助けてくれる人が必ずいて、いつの間にかどうにかなっている事に気づきます。



家族だけの支えではどうにもならない時が誰にだってあると思います。


そんな場面場面で、誰かしらが手をさしのべてくれていました。


名前も知らないそんな方々にも支えられて、親子で成長した2年でした。



勿論、身近な方々にもたくさん支えていただいてます。


専門家の某先生には、今でも相談に乗っていただたり、教えていただく事がいっぱいあります。




園長先生が前にいらした園では、いわゆる五体満足の子どもなのに、親からのネグレストが原因で人間(大人)不振になって、自分をもてあましている幼児がいたそうです。


チョロちゃん達はそれぞれに障がいがあるけれど、親から愛情をたくさん注がれている。でも、この園に通っている子ども達は、お母さんからたっぷり愛情をもらっている…って。



でもね…


大変な子育てを頑張れるのは、


わたしたちが


特別なお母さんだからじゃないんだよ!


みんなが支えてくれるから、


笑顔で子育てできるんだ!


だから、子どもに愛情をたくさん注げる!


だから、


支えてくれる人がいるって事は、


とってもありがたいし、


とっても大切なんだ!


って思います。