第2章の文字と式が終わった。
そこで,第1回の授業「17段目の数」を再び考えることに。
しばらくノーヒント。2,3人が文字でおくことに気がつく。
「説明するための知識を手に入れたんだ」と話すとさらに2,3人。
文字で説明することにはまだ慣れていない模様。
1段目の数をa,2段目の数をbとおくことと説明し計算させる。
17段目の数は, 610a+987bになる。
これで,
2段目の数×7の1の位が17段目の数
と分かる。
実は文字が2種類の文字式の計算は中学2年の範囲だが,誰も気付かず計算していた。
また,係数にはフィボナッチ数列が現れる。
フィボナッチ数列のことを知っている生徒は結構いて,7,8割ほどであった。