職人のこだわり 第3回 | チョロQ研究序説

職人のこだわり 第3回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

比較用の写真です。
左はネッツチョロQのシエンタ。右が今回主役のファンカーゴ。
何かが違います。あのパーツを使うことによって何かが行われているのです。

それは何か?

窓に注目してください。


ネッツチョロQでは窓の真ん中にWL(車体の垂直)方向に筋が2本ついていますが、ファンカーゴにはありません。ネッツチョロQではこの2本の支えによって前輪シャフトを押えているのですが、スタンダードではあのパーツを使用することで大きなウインドウを綺麗に再現することに成功しているのです。
もともとコストを下げるためにウインドウパーツとボディが一体化した経緯にも関わらずあえて部品点数を増やしてまでこだわった開発陣の職人魂を感じさせてくれます。
見えない部分にまで手をいれているのは感激ですネ。

ロングシャシーの前輪押さえには 今回紹介したファンカーゴ、キューブ、エレメントに採用されている エクステンション(延長)パーツ方式以外にもうひとつあるのです。
それについてはまた明日。改造にチャレンジされている方は必見ですゾ。