先週、20日から22日まで、広島に行っていました。さださんのコンサートに。
最初は、夫の連休を利用して福岡の孫たちに会いに行く予定だったのに、コロナ感染者の急増で孫の中学校が休校になってしまい、「こんな時に会って会食するわけには行かないね」と福岡の全行程をキャンセルしました。
なので、福岡泊まりを止めて広島に2泊と変更しました。宮島には行けないつもりだったのに、急遽宮島観光が出来る事になりました。
まずは、さださんのコンサート。
広島でのコンサート、平日なので鹿児島の友達は行かないし、この辺りにさだ友は居ないので、誰にも会わないだろうな、と思っての会場入り。
入ってすぐの所で、東京のさだ友とばったり!!
二人とも、同時に
「え?なぜここに?」
私は、「いきさつはブログに書いてるよ」
友達「ごめん、見てない」
あ、県外のさだ友にはブログの事は教えていないんだった
彼女の『かくがくしかじか』を聞いて、
「じゃあ、また、どこかで!!元気でいましょうね」と別れました。
本当に彼女とは良く会います。彼女がどの会場にも来ているのもありますが、約束していないのに2000人もいる会場でなぜか必ず会えます。とても不思議に思っています。
今回は、急に行く気になったコンサートだったのでファンクラブでのチケット申し込みではありませんでした。
なので、なんと、2階の最後から三列目でした。ビックリ
さださんのコンサートを30年以上見ているけど2階から見るのは初めてです。
いつもは一桁の列なので。
2階からは全体が見渡せて、いつもとは違う景色でまた良い経験でした。照明も全体像が見えて綺麗でした。
断捨離のお年頃の私、もう何年もタンスの肥やしになるグッズは買わない事にしていました。ですが、なぜか今回は欲しくて買ってしまいました。
『使うものだから、絶対使うから』と理由をつけてね
孤悲のタオルとクリアファイル。
詩先でもなく曲先でもなく、ドラムから作った『ドラ先』の新しい曲2曲からコンサートは始まりました。
初めてのエレキギターでの演奏。かっこいい!!
今回のコンサートは新アルバム10曲の中から7曲も歌いました。
好きな曲ばかりで大満足です。
『偶成』の歌詞の中に
この頃いつまで歌ってるつもりなんだって
自分に問いかけることだってあるけれど
永遠に歌うなんて無理なことだって
そんなことはちゃんと解っているんだって
もう少しここに居たいと思ってるんだ
死ぬまで歌いたいがそうもいかないしな
という所があります。
今年は、小椋さん、吉田拓郎さん、矢沢永吉さん、加山さんなど、ラストコンサートをされる方が多く、さださんも先の事を想ったりされているんですね。
いつまでも、お元気で歌い続けて欲しいんですけど~、後、10年は大丈夫ですよね?
でも、最近ドラマに出たりお忙しいみたいなので、無理はなさらないで体を大事にして欲しいです。
『抱擁』も歌詞が沁みます。何年後に聴いても、「ああ、あの年の歌だな!」とすぐ判ることでしょう。
3曲目は、『破』久しぶりに聴きました。やっぱり、かっこいい曲です。
3曲終わると、さださん
「これで激しめの曲は終わりです。ご安心ください。 あとはマニアックな曲です」
この日は、ソロ通算4,543回目のコンサートでした。
それでも
「さだまさしのコンサートが、今日、初めてという方」と聞くと、
もの凄く多くの拍手が!!
ビックリでした。4500回以上もやっているのに、まだ、初めてという方がたくさんいるんですね~!
さださん、まだまだやれますね?コンサート聴きたい人は減りそうもない。
このコロナ禍で、一般販売のチケットが取りやすくなってるという噂もありますが。
パンプキンパイとシナモンティ
道化師のソネット
療養所
と懐かしい曲が続き
キーウから遠く離れて
フレディもしくは三教街
と、戦争に関連する曲
そして、一番に聴きたかった
『詩人』
この曲を初めて聴いた時から聴く度に気持ち(こころ)はこの曲の時代に戻るのです。
街に詩人がいた、駅に伝言板があった若かりしあの頃。
そしてさださんのバイオリンソロが哀しく哀しく響きます。
次の『舞姫』もバイオリンがすごく素敵なドラマチックな曲です。以前は、女性がそんなに待つはずがないと共感出来なかったのだけど、今はそうであって欲しいと思います。
太宰府天満宮の『鷽替え神事』を歌った『鷽替え』
この曲を車で聴いていた夫は、
替えましょ 替えましょと繰り返すフレーズの所が気に入らないようで「コンサートではこの歌は聴きたくない」と言っていました。
だけど、コンサートが終わると、
「あんなふうに歌の説明をしてくれると意味がよくわかって良い歌だった」ですって!
アルバムのライナーノートを読んでいればわかることなんだけど、夫は読まないからなー
でも、嫌い、が消えて良い歌になって良かった。
さださんのコンサートは、歌う前や歌った後に、曲目や歌の内容など話してくださることが多いので、より歌が理解できるし沁みると思います。
終わった後はロビーにセットリストも出ます。アルバム名も書いてあるので、『CDが売れるようにだな?』と思っています。
『孤悲』とアンコールの『歌をうたおう』
で13曲でした。
なにしろトークが長いので
曲数は少ないみたいだけど、大満足でした。
秋のコンサートは残念ながら鹿児島では無いですが、もう一度聴きたいので、熊本に行こうかな。
次から、広島の旅行記です。
まずは、こちらから
広島平和記念資料館
リニューアルされたとの事で、新しく遺族の方が提供された沢山の資料がありました。
内容は、とても筆舌に尽くしがたいので割愛いたします。
戦没者慰霊碑の前は、8月6日の準備をしているようでした。
原爆の子の像では、今の戦争の終結と世界の平和を祈りました。
原爆の子の像
原爆ドーム
翌日は広島城に向かいました。
広島護国神社と昇鯉の像
願いを込めて撫でると願いが叶うとの事なので、さださんと林部さんのこれからのコンサートが滞りなく開催されますようにとお願いしました。
被爆樹木 ユーカリ
『爆心地から740m、ここで被爆しました。
被爆して生き残っているユーカリはこの木だけです。』
と書いてあります。
ちょうど、横を通る人がいました。こんなに大きいのです。
広島城に入るお濠
広島城
朝、早かったので、まだ開城していませんでした
次は宮島に行きました。
宮島は以前、旅行社のツアーで行ったことはありましたが、もっとゆっくり見てみたかったのと、林部智史さんが過去にコンサートをするという予定があったところなので、『是非また見に行かないと』と思っていたところです。
広島駅からJRで26分。
JR宮島口駅からフェリーで10分ほど
世界遺産・厳島神社
松島と天橋立と日本三景なんですよねー
神の使いの鹿がのんびりとくつろいでいました
大鳥居はまだまだ改装中
でも、フルーシートは外されていました。
ちょうど着いた時は干潮で、海の水は干上がっていました。
帰るころはまた、潮が満ちていました。
厳島神社は、やっぱり、こうでないとね。
お清めの水が消毒液になっていました
高舞台
あの、まぼろしの『林部智史・厳島神社コンサート』で歌うはずだった『高舞台』
『ここで歌うんだったのね~』と感慨深く見ました。
高舞台から、大鳥居はこんな風に見えます。大鳥居に向かって歌う感じね。
高舞台の周りの客席になりそうな板場は柵が無いので、ここに椅子を並べて客席
にすると、ズルッと海に落ちてしまわないか?ととても心配になりました。
高舞台は柵があるから、林部さんだけは大丈夫だけど
まぼろしのコンサートだったけど、でも、いつかあるかも知れませんよね?!
まだ、あの曲は奉納していないし。
希望は捨てずにおきましょう!
今までは、御朱印と言うものに興味はありませんでした。
来月、日本で最古という神社に行く予定なので、いい機会かもと御朱印を頂くことにしました。
そして、厳島神社の御朱印帳も。いい記念になります。鳥居がかっこいいですよね。
滝小路
情緒豊かな町並み
鹿が1頭、のんびり草を食べていました。
五重塔(国重文)
千畳閣(豊国神社)の内部
裄行13間、背面15間、梁間8間、その壮大な広さから『千畳閣』と呼ばれている
町家通り
午前中に広島城から駅まで歩いた為に、疲れてしまい、『弥山』(みせん)に登るのは断念しました。
せめて、ロープウエイで上がれるところまで行こうと、ロープウェイの駅にピストン輸送するバス乗り場まで行くとバスが出たところでした。
天気は曇りで上がっても景色は良くないかも、という事でロープウエイはまたの機会にという事になりました。
次回、コンサートで来る時は、ロープウェイで素晴らしいであろう景色を見に行きたいです。
帰りに福岡で途中下車して、孫たちと面会だけは出来ました。早くゆっくり一緒に遊びたいよね。コロナが無ければ新幹線で子供達だけの帰省もさせたかったんだけど。
長いブログ、はたしてここまで読まれた方いらしゃることやら。あはは
来られた方、ありがとうございます。お疲れさまでした。<(_ _)>