さださんは、もう10年以上、大晦日に『カウントダウンライブ』を行っている。そのコンサートから、引き続き、『生さだ』に入る。
『年の初めはさだまさし』で、3じ半ごろまで。
いつかは行ってみたいと思っていたが、主婦が大晦日は外出できないから実現はとても無理。
さださんも、会場で「こんな日のこんな時間に堅気の主婦は来ないよね?」と笑う。
それが、去年、「行っていいよ」とお許しが出た。が、一緒に行こうと思っていたさだ友が、「今年は行かない」というので、夜中(朝方)に移動し、朝一の飛行機で帰る夜中の一人旅が怖かったので断念した。
今年は別の友達が行くというので、行こうと思い、予約日に、夫に「今年は行くから」と言うと、
「今年は止めて、三年後に一緒に行こう」という。
三年後じゃなく、今年行きたかったのに~。去年は良いって言ったくせに~!
反対されたので仕方なくあきらめた。
数日後、考えたら、むかむか腹が立って来た。
『子育ても終わり、親の介護も終わり、暇もお金もあるのに、(あ、もとい、お金はあまりないかも) どうして、したいことを我慢しなくちゃいけないんだ。元気な今のうちじゃないと、いったいいつ行くんだ!』と。
その時、私の中の何かがぷつんと切れた音がした。ほんとに。
ええいっ、これから、自分の行きたいところに、了解を貰わずに行く!と決めた。
ということは、手始めは、林部さんのコンサートね。
スケジュールを見ると、秋の叙情歌で、近くというと、九州は無くて、広島と島根ね。
1泊で、2公演見れるかな。
雲南市は調べてみると、結構遠いなあ。
島根に住む、小中高までの同級生にラインで聞いてみた。
私「雲南市と次の日広島でコンサートがあるんです、ついでにどちらも行こうと思うのですが、マップで調べたら広島から雲南まで5時間くらいかかるような感じです。島根ってそんなに遠いんですか?ちなみにコンサートはさださんではありません(笑)」
友達「広島から松江まではバスで3時間です。加茂町はその途中です。どちらかのコンサートをキャンセルして、出雲大社に行くのはどうですか?」
私「なるほど~」
友達「山陰はなかなか来れませんから、連絡待ってます」
私「雲南市で3時から開演なんだけど、その日に鹿児島を出て間に合うかしら?」
友達「7時の新幹線に乗れば間に合います。ちょっと厳しいかな?」
私「出れます。大丈夫です。」
時々、一緒に旅行をする同級生に、「島根の林部智史コンサートに行かない?」と声を掛けてみました。
大阪と福岡の二人、計三人はそれぞれみんな11月に他の旅行の予定があり、ダメでしたが、鹿児島の友達はOKでした。私達二人と島根の友三人でミニ同窓会をやります。
後日のメール
友達「さだ様から林部さんへの心変わりは本気ですか?浮気ですか?せっかくなのでコンサートも参加します。」
私「浮気ではなくて、若い才能を純粋に応援です
。はい、チケット取ります」
静岡の旅が終わってから、夫には打ち明けようと思っていた。
静岡から帰って来た日に、二日分の新聞を読んでいた夫が、
「さだのコンサートは鳥取とか島根で無いの?」
え?島根?
ぎくーっ
驚いたが、平静を装って、
私「さださん、全国に行くからそれはあるんじゃない?」
夫「じゃあ、あるか探して、今度は鳥取砂丘か、出雲大社に行きたい」
ひえーっ!!
来月、雲南に行くこと、夫を置いて、一人だけ先に、友達と出雲大社を見に行くこと、
いつ切り出そう!?
おいおい、旦那さん
林部さんから帰った日に
「さだのコンサートは無いの?」って、もう!
そこ、林部さん、じゃあないのかい?
ま、さださんのコンサートに行くようになるのにも、相当時間がかかったから、気長に待ちましょう。
「今度、林部はどこであるの?」って言うのをね。
どうして急に、鳥取、出雲と言ったのかと思ったら、新聞にこれ
これのせいだったのね。
あー、びっくりしたー!