昨日の土曜日は、さつま町のホタル舟に乗りに行きました。

実家の近くを流れる『川内川(せんだいがわ)』に、舟を出して、川からホタルを鑑賞します。

 

鹿児島市内に住む、さだ友のEちゃんが、ホタルを見たことが無いなどと言うものだから、

「私の実家の近くでホタル舟というのをやっているよ。行く?行けば予約してあげるけど?」と話したのは、2月のことだったかな。

「叔母たちを誘って、ぜひ行きたい」とのことで、1番いい日取りの25日に予約して行きました。

 

ホタルが出るのは、たったの2週間くらいですね。

 

赤いライフジャケットが見えますが、舟の上でお弁当を食べています。

この川の向こうに実家があります。

 

 

私達は土手に座り、川を見ながら食べました。

 

さつま町のご当地丼・黒毛和牛たけのこ丼

 

牛肉は柔らかく、たけのこは歯ざわりが良く、とても美味しかった。

鹿児島は去年、日本一を出した黒毛和牛の生産地だし、この町にある『〇〇人工授精所』は、全国的に、有名なところです。

 

会場にあるテントの中で、マンゴーの試食をしていました。すごく甘いマンゴーでした。

『あれ?さつま町のマンゴーって、友達のご主人ではないかな?』と思ったので、聞いてみました。

「もしかして、Sちゃんのところではないですか?」

男性「そうですよ」

私 「あ、やっぱり、高校の同級生なんです」

男性「8時半の舟に乗るので後で来ますよ」とのこと。

私達が下りてから、入れ替わりに出発するので、会えたらいいなあと思いながら舟に乗りました。

 

友達の叔母様方(80歳台のご姉妹)は、鹿児島の街育ちらしく、川の自然や風景に「初めて!初めて」と感動気味でした。(笑)

私はこの町で育ったし、今住んでいるところも蛍は出るので、珍しくはないのですが、やはり、ホタルの乱舞や幻想的な点滅は素敵でした。

友達は、ホタルが近くに飛んできたりするものだから、「怖くないの?」とか、「ほんとに立って飛んでる」とかいちいち大騒ぎしていました。(笑)

「ホタルは噛まないから怖くない」と私。

三人が、とても、喜んでくれたので良かったです。

 

自分で映すには、いいカメラも腕も無いので、売っていた写真を買いました。

毎日毎日、写しに来るカメラマンがいるそう。

 

 

真ん中の明るいところは橋です。

 

 

ホタルの幼虫は雨の夜など、湿気の多い日は、陸のほうに階段を上がってくるそうで、それを写した写真。

3時間、シャッターを開けっぱなしにして撮ったそうです。

 

 

綺麗なような、気持ち悪いような(爆)

 

舟を降りたら、次の便に乗る人たちが並んでいましたが、暗くてわかりません。すぐにマンゴー売り場に行った見ました。

「Sちゃん、来ましたか?」

「1号艇に乗るそうですよ」

走って行くと、1号艇の人達はもう、舟の方に移動しているところでした。ここで声を掛けないと会えないので、ちょっと恥ずかしかったけど、暗い中、名前を呼んでみました。

「Sちゃん!Sちゃん!」

列の最後に居た人が振り向きました。

「は-い」

「美紀だよー」

「あらー、美紀ちゃんだったの~?同級生だって聞いたから誰だろうと思っていた」

舟の出発が気になったので、「また、ゆっくり会いに来るからね」と二言三言話して、別れました。

 

彼女は、東京でスチュワーデスを経て外資系の企業で働いていて、ご主人が定年になったので、田舎暮らしをしたいと奥さんの方の実家に帰って来たそう。

定年後の仕事に、果樹園栽培の事業を始めたそうです。

 

ご主人に「ありがとうございました。会えました。」とご挨拶をして駐車場の方に歩きながら、後ろから来ていた夫が、遅いなあと思っていたら、

「マンゴーを貰った」って来るじゃあありませんか!

「えーっ!どうして」

「君の後から、挨拶して、「僕たちの結婚式に来てもらったんですよ」と言ったら、ちょっと待ってくださいって、これを持って来てくれた」とのこと。

「一応、遠慮はしたんだけど(笑)」とちゃっかり頂いて来てました。(笑)

 

 

県外に贈り物をするときは、これがいいね、と話していたのだけど、HPを見てみたら今年はもう終わりみたいです。

名刺を頂いたので、

よしたか農園

興味のある方は覗いてみてくださいね。とっても甘いマンゴーでしたよ。

県内の方は、直売所で買うととってもリーズナブルです。

 

さてさて、夜中は、『生さだ』なので、今回は珍しくリアルタイムでみました。

さださんが葉書を読みます。

さださん「ホタルの飛び交う季節になりました。え?そうなの?」

おおっ、タイムリーなお話ですこと!!

私 「そうだよー、今日行ってきたよ」

さださん「早くない?信州は1か月後だよ」

私「いいえ、鹿児島は今です!」と、テレビに向かって話しました。

 

友達は、観覧募集のメールに、『さださんに一言』って書く欄があったので、

「さださん、生さだの日にホタル舟に乗ります。一緒にどうですか?」と書いたのだけど、さださんには渡っていなかったんだね~、投稿のハガキに書けば読んでくれたかも知れなかったね。

 

ホタルとマンゴーのお話でした。

ご訪問ありがとうございました。