ユーラシア雑記~ロシア及びソ連軍等装備の紹介~

ユーラシア雑記~ロシア及びソ連軍等装備の紹介~

 皆さんはロシア、そしてユーラシアに対して、どんなイメージをお持ちでしょうか。このブログではロシア及びユーラシアの諸国の軍隊の装備に関して、ニュースや勉強したこと、また販売を行っているものに関しをまとめて行きます。

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こんにちはみなさん!

 

お元気ですか?今日も研究してまいります。

見てくださいこれ。

かっこよくないですか?

ウクライナ分離派の民兵ですかね。

ロシア軍ではないですね。

 

 

今回はそう、止血帯です。チークピースのようにして使われてます。

ストックの間に包帯を挟んで、それを止血帯でサンドイッチする感じで携行するわけですね。

だいたいこれが流行り出したのは、ソ連軍が第二次大戦後に最初に大規模な戦争に正面から踏み込んだ

(ハンガリー動乱とかは置いときまして)アフガン侵攻あたりですね。そのあとも、チェチェン、グルジア、

ウクライナと、ずっとゲートルが如くまきまきしております。

 

 

↑AK74の折りたたみストック(横におれるタイプ)についてるイメージが強いですが、

こう行ったAKMSにも使われてますし、木製ストックにも巻かれてます。

 

 

↑こっちはドンバスの親露派勢力、チェチェンからの義勇兵ですね。

なんかやたらとマガジンが長いです。

 

ていうか、ドンバスはすごいですね。チェチェン人がいたり、その仇敵のコサックがいたり。

みんなロシア側で戦ってて、さながら独ソ戦みたいですね。

 

あとこれこれ。

 

↑最近でも使われてますね。タクティカルです。

 

大体、アマゾンのものを見る限り、包帯とセットで

5000円とか、止血帯だけで3000円とか見たいです。

2700円以下でゲットできればなかなか良いですね。

私も探していますが、売り切れてる場合も多いです。

メルカリにも多少あるみたいです。↓

 

ウクライナ軍 止血帯

 

これもそうですね。↓

 

止血帯

 

アマゾンのはこういうのがあるみたいです。

 

いやー世界がグローバル化していろんなものが簡単に手に入るようになりましたね。

アマゾンの社長?の資産は数十兆ドルとか。トランプよりはっきり言って金持ってますよね。

 

ウクライナも仕切ってるのは金持ちの成金ばっかり。

ドンバスの戦争もいろんな世界中のお金持ちの手の中で動いてますね。

 

ちなみにこの止血帯、ゴムの匂いがして、あとは品質的には日本の最先端のゴム?には程遠いみたいです。

さすがソ連製!だから欲しい?んですが。結構サバゲーで巻いてる人いますよね。

ピカピカの AKでもこの止血帯巻いてたらなんだか歴戦の銃って感じがします!

 

 

 

お兄さんたち目が怖いw

ロシア人って、掘りが深くて目が黒いからちょっと遠目だとみんなワイルド

に見えますよね。北欧人種とはまた違ったワイルドさ。

 

さてと。

ではここで検証して見ましょう。なぜ巻いていたのか。

 

参考文献;Зачем наматывать жгут на приклад АКС-74, и устарело ли это правило

 

それはどうやら、素早く使える、ってことみたいです。

おまけに、ストックに包帯が入ってればすぐに巻いたりできますよね。

しかも、リュックとかポーチが戦闘で吹っ飛んだり、退却時に捨てても、

銃は捨てませんよね。参考文献には、銃がなくなったらもう止血帯いりませんよね、死にますから、

ってなようなことが書いてあってちょっと怖い笑

 

新兵から老兵まで、止血帯は覚悟の証なんですね。

 

あと早々、さっきでてきたコサックですが。

 

 

このコサック帽子。かっこいい!

てかオランダのコサックも駆けつけたんかい!

もう国に帰れんぞこれは。

 

 

こいつは有名なコサックのじーさんですね。

確か指名手配されてたような。

 

私ね、コサック大好きなんですよ。

歴史とね、文化が面白い。

 

コサックダンスってありますよね、

 

コサックダンスって、やって見ると意外に超絶運動になるんですよ。

やってみると中腰での動作が多く、足腰がかなり鍛えられるんです。

どんな格闘技でも足腰は一番大切ですよね。

 

なんでも、

異民族を駆逐して常に闘いと隣り合わせのコサックらしい伝統舞踊ってことらしく。

コサックってね、刃牙みたいなんですよ。常に体鍛えてるんです。

 

でもね、もちろん武器も使います。

コサックは鞭の使い方もかなり凝った技法を持ってて、

さながらインディージョーンズや西部劇のカウボーイ見たく自由に使えるらしいですよ〜。

寧ろ、コサックの方が元祖なのかも。

コサックはサーベルもそうですけど、いろんな武器を持ってますよね。

日本で言えば、侍や忍者みたいです。

 

 一方で、コサックは海賊の様な集団でもあるそうで、

倭寇と侍と忍者と屯田兵を合わせた様な性格を持っているらしいです笑。

陸海賊ですね。山賊。いや、草原の海を、馬で駆け抜けるから馬賊、ですね。

そもそも起源がタタールモンゴルと戦うロシア人、すなわち馬賊ロシア人=コサックですから。

 

イギリスが海賊の力を使って日の沈まない帝国を作り上げたなら、

ロシアもまた、丘の海賊・コサックを使って陸の巨大帝国を作り上げたってことですかね。

 

 とは言っても、そのうちの大部分は人が住めないどうしようもない場所ですが。

でも今になってそこから石油が出ると言うので、大いに期待されてるわけですが、

正直言ってまだ開発する様な段階にあるのか不明なんですかね。

 

 なんていうかこう、

そんな不毛で広大な大地を日本と同じ人口で守ろうとするロシア社会って、

大きな歪みが生まれるのも当然かもしれませんねえ。

長大な国境線と、また冬になればそこに続く氷の上も警備しなければならないわけですから。

それを日本と同じ人口でやってきたのだから、ロシア人はすごい連中ですわ。

とにかく、ご先祖様が血と汗を流し、

命をとして広げてきた領土に関する執着心はすっごいありますよね。

 

おっと笑 コサック話が長くなりましたが。今回はこの辺で。

 

 

  ↓↓今日はソ連軍の例の金ピカの帽章についてです↓↓。

 

 旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章。

 

 ブラックラグーンのバラライカさんの水色の帽子(ベレー帽)を見て、ロシア軍やソ連軍のベレーを意識した人は多いと思います。実は、ロシア映画「第9中隊」(Девятая Рота)もソ連空挺軍の話なんですが、あまりベレーが出てこなくていまいちピンとこない人もいたかもしれません。あれについてる金ピカの赤星帽章です。

 

 旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

 

 正直、空挺部隊って運動神経の塊みたいな感じがして、いまいち共感が持てなかったりするんですが、戦車兵を再現したいときにもこの帽章を黒いベレーに付けちゃえばそれっぽくなるので結構流用してます。

 

旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

 

 調べたところ、これは広く旧ソ連陸軍で使用していた制帽や防寒帽等に付けていた帽章で、旧ソ連陸軍だけでなく、ソ連崩壊後もしばらくはロシア軍の様々な軍部隊で使用していたようです。

 

 色々な画像にあるんですが、制帽や防寒帽等にも広く付けられてますね。

もちろん広くいろんな部隊で付けられていました。

 

旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

 

そういえば、特殊な帽章で有名な海軍歩兵ベレーも、ソ連末期には戦車兵ベレーと同じくこちらの帽章に変わったそうですが、あまり画像がありません。

 

旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

これですね。

 

Форма морской пехоты по приказу № 250 1988 года、つまり、1988年の命令で将校以外はみんな赤い星のついた帽章に変わったのです。経費削減でしょうか。

ちなみに、将校は肩の星でも分かる通り、左の二人です。

 

ベレーの色さえ合えば、米軍のブラックベレーの帽章を剥がして、これを着ければ割とそれっぽく見えるのか・・・?

 

旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

やっぱりソ連の空挺部隊は米軍でいうと海兵隊!って感じで、威圧感がありますよね。特に集団だと。特殊部隊じゃない、量産なんだけど、一般兵とは違うぞと。

 

それでもって、ソ連の海兵ってのは米軍の空挺部隊みたいに、エリートなんですけど、空挺の量産とは違うんだぜ、っていう心意気を出してるんですよね〜なんでしょうか、形容しがたい良さです。

 

旧ソ連軍制帽、ベレー等用帽章(赤星と麦)

なんていうか、やっぱり海の男だから、スマートなんですよね。アメリカの海兵隊とは違うんですよ。海軍歩兵なので。厳密には海兵ではない。海軍所属ですから。

 

それでは今回はこの辺で!

 

 

今回はロシア軍で新兵に配布される、リュックサックについてです。

 

こちらのリュックサックは第二次世界大戦以来、

ずっとロシア軍で使用されており、なんと70年経過した現在も現役です。

ロシア軍のリュックは各国軍のバックパックと比べて、非常に簡単な構造と

それでも軍用リュックとしての機能は維持している面白みにかけては世界一です。

 


構造が非常にシンプルなため、初めて購入した人は使い方が一瞬わからないほど。

でもご安心ください。ソ連軍の小火器と同様、

かなり浅い訓練を受けている新兵でもすぐに使えるようにできています。

基本的な使い方は、荷物を詰め込んだあと、口の紐を閉めます。

それから背負い紐にあるループで(向きに注意しながら)袋の口を縛り、そのまま背負います。
こうすれば、内容物の重さがテンションとなって荷物が落ちる心配もありません。


もちろん、ジップがついていないので中身をすぐに取り出すことはできませんが、

どのみち行軍中は中身の出し入れはポケットや装具からの出し入れが基本。

背嚢には基本的にはキャンプを張り、展開時に必要なものが入っています。

 

でもこんな簡素なリュックを支給されたら新兵も驚きますね。

初めて中田商店でこのリュックを10年前に見た時には正直ショックでした。

「ソ連軍、いやロシア軍はなんて恐ろしい軍隊なのだ、ここまで省力化するとは」

そう、当時中田商店でもロシア軍の装備として販売していたのです。

米軍がアフガニスタン、イラクでゴテゴテしたリュックを使用する中、

ロシア軍は70年前から使われている頭陀袋で行軍を続ける。

 

なんとも不思議な世界ではありませんか。

 

一般的には3000〜4000が相場で、中田商店では2200円でしたが、

ほぼ何年も売り切れ中です。


 

これ、ロシア軍はまだ使ってるんですよね〜!

なんていうか、すぐに取り出すものじゃなければ、別にこのリュックで十分なんですよね。

で、軍の倉庫にも余ってるし。

あと壊れにくい。

 

欲しいな〜〜!