■ 2014年(平成26年) 歌謡曲 セレクション ~社会人33年生だったころ~パート3

 製品リコール(社告品)の市場点検、対応状況については、リコール
 進捗率向上に向けて
定期的に経産省への報告(これは製品開発の事業部
 が担当)必要となっている。

 
リコール発生直後は新聞紙面、WEBなどにより、お客様相談センターや
 本社大代表での電話が鳴りやまず、修理サービスではマンパワー不足

 陥り、にっちもさっちもいかないてんやわんやになるが、それも
時間の
 経過とともにリコール品は忘れられてしまうのが実情。


 つまりは経産省へ報告するべく進捗率の向上が思わしくなく、企業努力
 が足りていないとのお叱りを受ける
こととなる。

 そんな時に、うちとこの首都圏の地区駐在員がメーカー会に出席した際に
 同じ悩みを抱える競合他社がリコール品ラベルを入れたティッシュ配りを
 実施しているとの情報を得て、その旨を製品開発の事業部に伝えると、

 即決、「うちとこもティッシュ配りをやろう」ということになった。

 一部の未点検品で発煙・発火の事故が発生していて、行政機関の協力
 のもと、リコール対象製品の修理・点検の向上に取り組んできたが、
 
改めて消費者へ注意喚起を促し、周知を図るというのが取り込み主旨。

 ポケットティッシュ広告はリコール品(冷蔵庫・洗濯機、3機種)の
 兼ね合いで
2種類で一組になっていて、その配布は、全国の修理サービス
 窓口、量販店・販売店、修理訪問先など以外に、CS渉外部門では、
 
全国の消費生活センターへの送付受付窓口を担当した。

 
約800か所となる全国(市町村)の消費生活センター宛に、会社の
 「リコール商品(冷蔵庫・洗濯機)を探しています」のWEBサイトへの
 リンクや、窓口へのポケットティッシュ広告の設置協力をお願いする
 
「リコール商品(冷蔵庫・洗濯機)の点検促進ご協力のお願い」書面を
 作成し送付
した。
 
 
部門に問合せ専用の電話窓口を設置し、ポケットティッシュの送付希望は
 電話かFAXで受付
した。

 そして、
全国の地区駐在員に働きかけ、担当エリアの消費生活センターを
 出来るだけ訪問面談または電話連絡をするようにキュー
を出した。
 全国の消費生活センターの内、
訪問面談は13.3%、電話連絡は38.1%
 という結果
になった。

 
1セットは、ポケットティッシュ広告が2種類で各500個入り(計1,000個)
 となり、その発送は製品開発の事業部が担当した。
 約800か所となる全国の消費生活センターの内、
ポケットティッシュ広告に
 協力してくれたのが93.5%
となった。
 概ねは1~2セットの発送依頼だが、なかには10セットも依頼するセンター
 もあって、
消費生活センター向けだけで約500セット(50万個)発送した。

 まあ、
1か月あまり、もうどたばたのてんやわんやだった。

 その後、いくらかは効果が見られ、
顧客から「ティッシュ広告を見た」と
 お客様相談センターに修理点検を依頼する入電
が見られた。



 さて、かねてから個人情報を取り扱う部門には、個人情報保護の管理レベル
 の向上や顧客からの信頼獲得のため、
プライバシーマークを取得していた。
 プライバシーマーク取得により、「個人情報を適切に管理している」と
 評価される
というもの。
 ところが、この年から突然、本社の経営企画部門を事務局として、
 
プライバシーマーク取得より一段と厳格な認定制度となる
 「ISMS(Information Security Management System:情報セキュリティ
 マネジメントシステム)」が導入されることが決定
した。
 このISMS認証に向けてはコンサル料も含めて結構な投資したと思われる。

 標的型攻撃メールやランサムウェアなどによる被害・影響も多発し、
 これらの脅威に対して
適切にリスクアセスメントを実施して、企業に
 おける総合的な情報セキュリティを確保するため
というのが背景。

 ISMSとは、個別の問題毎の技術対策の他に、組織のマネジメントとして、
 自らの
リスクアセスメントにより必要なセキュリティレベルを決め、
 プランを持ち、資源を配分して、システムを運用すること
であると
 なっている。

 ISMSが達成すべきことは、リスクマネジメントプロセスを適用することに
 よって
情報の機密性、完全性及び可用性をバランス良く維持・改善し、
 リスクを適切に管理しているという信頼を利害関係者に与えることに
 ある
とし、そのためには、ISMSを組織のプロセス及びマネジメント構造
 全体の一部とし、かつ、その中に組み込むことが重要である
としている。

 CS渉外部門は顧客からの社長宛レターといった重要クレーム案件を
 取り扱っており、その個人情報を保有し管理していたことが、
流出という
 リスクマネジメントにおいてISMS対象部門となった。


 ISMS認証に向けて、キングファイル一冊分に至る膨大な資料を作成し、
 
対象部門全員に係る研修の受講と、それを記録していく必要があった。

 かねてより、顧客からの社長宛レター関連の機密情報のセキュリティは
 極めて厳格な対策を取っていた。

 まず事業所(工場)に入門する際には守衛所にてICカード認証を受け、
 事業所内は8階建てを含む8つのビルがあり、フロアに入室する際には
 予め認証を受けたものしか開錠出来ない。
 機密情報は鍵付きロッカーに保管されており、その鍵は管理責任者の
 私と実働責任者のみが各自の机の引き出しに保管していて、机の
 引き出しには別の鍵が掛けられているというもの。

 各自のPC端末はクラウドシステムで、自席のPC内にはデータを保存せず、
 SE(システムエンジニア)だけが入室できるサーバー内にデータが
 保存される。
 この電子化文書関連の保存・閲覧はアカウントを得たものに限定される。

 ところが、翌年の2015年になって、どうも”社長”というキーワードに
 過敏に反応した事務局を統轄していた取締役から
更なるセキュリティ
 強化を求められた。


 機密レベルは、極秘・秘・社外秘とあって、「社外秘から最上級の極秘
 に上げよ」とのお達し
があった。

 極秘は取締役レベルが意思決定者として関わる案件で、
これが適用と
 なれば、現場での実務に支障が出てしまう。


 ISMS認証資料には、社外秘扱いで書類を作成したが、事務局スタッフが
 勝手に極秘扱いとして書類を変更し、資料を制定したことを見つけ出し、
 会議にて、その
文書偽造を告発した。
 文書偽造した事務局スタッフを退職させることになってしまったが、
 機密レベルのランク付け基準の見直しにつながった。


 ただ、顧客からの社長宛レター等のPDFデータを関係先にメール発信
 する際に、Bit Lockerで暗号化処理され保護されている等の9つの
 万全なる情報セキュリティの確保を主張したが、
煩わしいPDFデータ
 送信時のパスワード化はやむなく受け入れることとなった。


 社内で法務部門などによる内部監査を経て万全な体制を整えてから、
 いよいよ外部監査
となった。

 作り上げた
膨大な資料をベースにヒアリングと、実地調査である。
 
これが全国に配置している地区駐在員の所在地でも実施された。

 監査というものは必ずコメントは付くものだが、
晴れてISMS認証を取得
 することができた。


 以後、毎年外部監査が行われ、名刺にはISMS認証マーク(ロゴマーク)
 をつけることに
なった。

 ◎今、咲き誇る花たちよ(コブクロ)
 ◎熱情のスペクトラム(いきものがかり)
 ◎Happiness(シェネル)
 ◎糸(中島みゆき)
 ◎I LOVE YOU(クリス・ハート)
 ◎陽だまりの道(コブクロ)
 ◎静かな伝説(竹内まりや)



■ 花と野菜あれこれ ぱーと29・・・

 ◎4月2日   お庭の黄色く明るいチューリップ
            そのキュートさに春を感じるよねー

 ◎4月2日   苗木から育ててきてすっかり大きくなったハナカイドウ
            桜の開花に合わせて、前栽では淡紅色の花びらが…

 ◎4月2日   前栽のハナズオウも桜の季節に美しく濃いピンクが…
            花を楽しんだあとには、ハート形の葉に、房なりの豆果

 ◎4月5日   畑には青々とした木の芽、香りが漂ってくるよ
            木の芽和えなんぞをしてくれたらいいんやが…

 ◎4月12日  畑でポツンと、純白のダッチアイリス
            Iris(アイリス)はギリシャ語で「虹」

 ◎4月12日  お庭で咲いている黄色いフリージア
            花言葉は「親愛の情・友情・感謝」

 ◎4月13日  お庭のスイセンアヤメは白くスリムやねー
            花言葉の一つに「陽気な人生」と…

 ◎4月13日  お庭に畑と、ブルー定番のダッチアイリスが…
            虹の女神、アイリスの花言葉は「希望」とか…

 ◎4月13日  薄紅色の可愛いハナミズキ
            植樹して数年、ようやく安定して開花するように

 ◎4月13日  前栽の黒松のすそ野で育っている霧島つつじ
            その深紅色の花びらと若葉のコーディネート

 

■ 本のつぶやき・・・

 ・佐藤正午「熟柿」、かつて読んだ「月の満ち欠け」もよかった。泣けるねー
 ・2025年 本屋大賞の阿部暁子「カフネ」、さくさく読めて心温まるよー

 ◎最近読んだ本

   桐野夏生「砂に埋もれる犬」・・・DVとネグレクト、貧困実態を描いた552P
     まだこの社会には答えはない。どこにも救いのない光景
     「うち」という名の牢獄だった。愛情に飢えて、心は捩じれていく

   桜木紫乃「人生劇場」・・・家庭を顧みず、理性をなくしてまでまっしぐら
     彼の人生は始まる。自己実現という欲を持って夢を追って、強欲に
     その溢れる気持ちは家族に分かってもらえない、孤独さがあった

   佐藤正午「熟柿」・・・贖罪の旅路なのか。当然の報いなのか。惨い
     心の声は「我が子に会いたい」と、心苦しく悲しみの物語が続く
     会うも叶わぬ子を思いつ仕事に精出す日々、”熟柿”に至る十数年

   高野秀行「酒を主食とする人々」・・・エチオピア南部、酒食文化を
     酒はコンソ村のあっさり系とデラシャ村のこってり系
     喉を通るときの「ホーム感」と言うまでにどっぷり浸かった

   長浦京「シスター・レイ」・・・「シスター」と呼ばれ、人助けを
     二転三転する国際的なアンダーグラウンドで負の連鎖が続く
     間髪入れない怒涛のアクション、手に汗握るバトルは圧巻

 

■ つぶやきの日々・・・

2025年4月14日(月)
  長浦京「シスター・レイ」読了
  ダイナミックな展開
  「シスター」と呼ばれる予備校の英語講師は元フランス特殊部隊の
  エースだった…
  知り合いつながりの人助けは実は階層深くて…
  二転三転する国際的なアンダーグラウンドで負の連鎖が続く…
  間髪入れない怒涛のアクション、手に汗握るバトルは圧巻!

2025年4月13日(日)
  ついに、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、
  2025年大阪・関西万博が開幕した!

  7年前、55年ぶりの万博が決定した時、でんきやさんの年賀会で
  経産省の
近畿経済産業局長さんがめっちゃ喜んでいたのを思い出した
  開会式で吉村知事の
7回の「ありがとう」にアツい気持ちが…
  こもっていたね

2025年4月13日(日)
  朝7時、雨ポツポツの中、”ひとひらひとひら舞い落ちる”桜の花びら
  を眺めつつ、川沿い1万1千歩
  帰って雨が上がった前栽とお庭をぶらぶら~
 
おおっ、霧島つつじが、ハナミズキが咲き始めてきた!
  ぽつんとブルーのダッチアイリスに、白くスリムなスイセンアヤメが…
2025年4月12日(土)
  朝6時半、山んねきで”風が桜の花びらを散らす”1万3千歩
  帰ってから道路凹み陳情の住民へ対応進行を伝え、めちゃ感謝されて
  9時から12時まで畑
 
スナップエンドウの紐くくりと収穫を…
  草引きをして
 
わらをしっかり入れつつ元肥も入れて畝づくり
  純白のダッチアイリスと黄色いフリージアが咲いていて…
2025年4月11日(金)
  朝7時前、お墓の水替えとともに1万2千歩
  9時半に
市議さんが来訪
  道路凹みと道路標識摩耗の陳情書を手渡しして、現地へ状況を
  確認しに
行って…
  帰ってから4月はずいぶんと
盛りだくさんの町内回覧板のレジュメづくり
  それと住民へのごみ袋配付に関する市への手続き書類の作成を…
2025年4月10日(木)
  高野秀行「酒を主食とする人々」読了
  これクレイジージャーニーでやってたね!
  エチオピア南部、酒食の摩訶不思議文化のTAKANO取材記
  酒はコンソ村のあっさり系とデラシャ村のこってり系
  ”一口飲んでホッとした
  喉を通るときの「ホーム感」”と言うまでにどっぷり浸かった
  銀河鉄道999の旅路は…

2025年4月10日(木)
  朝6時半、桜満開の1万2千歩
  昨夜、
町会役員から道路の凹みと道路標識摩耗について陳情入電し、
  8時半に
住民宅を訪問し現場確認とヒアリング調査
  9時半から13時まで、ひぃひぃ言いつつも、畑のめだか200L水槽の
  水替え
をして…
  その途中で、
小中学校の友だちとばったり出会って、近況と懐かしの話を…
2025年4月9日(水)
  2025年 本屋大賞は阿部暁子「カフネ」
  おめでとうございます!
  じわっと心温まるStory
  ”カフネ=愛する人の髪にそっと指を通す仕草”
  ”あなたが選ぶべきはあなたの心だ”と…
  ”アガベ・ベネズエラ、新しい葉っぱが出てきました”と…
  そこには優しさにあふれ、”ぽつぽつと透明な雨”が降っていた…

2025年4月8日(火)
  佐藤正午「熟柿」読了
  贖罪の旅路なのか…
  当然の報いなのか…
  それにしても惨い
  心の声は「我が子に会いたい」と、心苦しく悲しみの物語が続く
  27歳だったあの晩の事件で人の道を踏み外した
  会うことも叶わぬ息子のことを思いつつ仕事に精を出す日々、
  ”熟柿”に至る十数年
  読者の感情が高ぶる時…

2025年4月8日(火)
  朝6時半、お墓の水替えとお手入れをしつつ1万2千歩
  9時から12時半まで前栽
  暖かくなってきたので、
めだか水槽の水替えと水草のお手入れを…
  つくばいのほうが暖かいのか、めだかは大きく育つけど
  水替えが終わってから、ていねいに
前栽の草引きをしてね
2025年4月7日(月)
  朝、町会の総会の書面表決の集計(58議席中47とまずまずの状況)
  7時半より川沿いの桜並木を眺めつつ1万5千歩
  9時に
防犯灯修理の補助金申請に市役所に…
  すでにR7年度が始まってるのにぬるま湯につかって準備が整わない職員たち
  補助金が出るのは一般的な社会常識を逸脱した半年後とのこと(驚)
2025年4月6日(日)
  朝6時半、雨ポツ曇り空を8千歩と軽く歩いて
  8時半から13時まで春暖、晴れ間の畑
 
元肥をたっぷり入れて土を耕して畝づくりを…
  汗だくやし、もうヘロヘロや~~~
2025年4月5日(土)
  桜木紫乃「人生劇場」読了
  彼は室蘭で貧困家庭の次男坊として昭和13年に生まれた
  ここ北の大地で、彼の人生は始まる
  自己実現という欲を持って夢を追って、強欲に…
  それは、家庭を顧みず、理性をなくしてまで、まっしぐらだった
  その溢れる気持ちは家族に分かってもらえない、孤独さがあった…

2025年4月5日(土)
  午後2時に市議さんが嘆願書の回答に来訪
  防犯灯の市の全額負担は3年前からの課題だが財源が確保できず等で進まず
  これがだらだら縦割組織の悪い所
 
タイムスケジュールを立てて検討願うよう申入れ
  その他に交差点の交通安全改善、カーブミラー破損修理の説明を受け、
  水道管の件を申入れ
する
2025年4月5日(土)
  朝6時半、畑に寄り道して青々とした木の芽をショット後、山すそまで
  1万5千歩
  桜は寒さがぶり返したせいもあって中途半端に満開で…
  帰ってから、
役員が防犯灯修理の件で来訪
  これが市の嫌がらせなのか、5頁にわたる防犯灯整備補助金の申請書
  を作って…
2025年4月4日(金)
  昨夕、水道管の修理を完了したと市の委託業者から連絡があった
  市の指示に従いパイプの
ひび割れを接着修理したが、全体的に老朽化
  しているという…
  水道管交換工事の予定があると聞き、市に折電し問い合わせると、
  交換工事は5年内だが未定とのこと
 
他人事で不安なこと言いよるわ
2025年4月2日(水)
  桐野夏生「砂に埋もれる犬」読了
  まだこの社会には答えはない…
  どこにも救いのない光景…
  生々しいDVとネグレクト、貧困の実態を描いている552P
  それは”「うち」という名の牢獄だった”と…
  愛情に飢えて、心は捩じれていく…
  心の飢え…
  手を差し伸べる里親…
  何の解決策もないのが現実なのだ

2025年4月2日(水)
  朝6時半、山んねき1万2千歩
  8時半から13時半まで畑
 
大根はこれでおしまい
  小松菜をひいて
  草引きをして
 
そら豆のスウィートな香りが漂うなかで、畝の基礎づくりを…
  そら豆の支柱立てと紐くくりで〆
 
庭のチューリップに、前栽のハナカイドウとハナズオウは満開
  と、雨がポツポツと…