■ 2008年(平成20年) 歌謡曲 セレクション ~社会人27年生だったころ~パート2

 PC修理にはいろんな顧客がいた。

 皇室の方、イージス艦の自衛官、タレントなどなども。
 海外からの修理受付もしていたが、米国情報より輸出禁止にリストアップ
 されていた顧客(…大変苦心して対応したが)
もいた。
 米国に留学している子息とビデオ会議がつながらなくなったのはPCの故障
 だと緊急の訪問対応を要求した常務の奥さん
(…ネット環境の問題や)。

 社長宛の書簡クレームが発生すると、直接、社長から下問されることも
 あるが、社長まで報告書が回付される過程で、専務あたりの役員からも
 種々事細かに下問されるケース
もあった。

 CPUの発熱を冷却するための精密ファンが煙草のヤニ付着で故障しており、
 顧客もヘビースモーカーであることを認めており、使用上の問題であると
 診断した結果を説明しても、専務は、PCが煙草のヤニに耐えられない設計
 や品質が悪いと怒られる。

 多用するEnterキーのキートップが外れたという、たった1件のクレームも
 科学的にPCのキーボード関連の故障率を確認せずに、PCの設計や品質が
 悪いと理不尽に怒られる。


 故障がソフト(OS)の問題、ハードの問題、そんなもん関係ないという。
 あげくは、責任者は誰だと問うが、それはあんたらやろと言いたいが。
 だが、他社に先駆けて、軽薄短小かつ低コスト、コスパのよいノートPCの
 開発を要求し、何度も商品の企画提案を却下してたのは、あんたらやろと
 言いたいが。


 当時はパワハラといった概念はなく、サラリーマンたるはロジックが
 成り立たない理不尽な上意下達にじっと耐えないといけないんだよね。


 2005年8月から2009年4月まで、多岐に亘り書面による修理業務の
 改善要請は、499件
にも及んでいた。
 言い換えれば、499件は、新しい修理業務のルールに至っている。

 インテグラルに改善を積み重ねることに日々を費やし、修理スキームは
 まさしく日進月歩、ノウハウの塊だった。


 集大成として、築き上げてきたこのビジネスモデルを99ページにわたって
 マニュアル化する作業に着手
した。完成したのは2009年の2月だった。

 ひと目でわかるように、カテゴリー別にフローチャートを多用している。
 フローチャートは多くの分帰路があって複雑な回路構成だ。
 セクション担当やそれに関連するものが見れば一目瞭然だ。

 このスキームは、今でもこのような宅配便による引取り修理サービスに
 活用できる。


 それは、後年、他社電機メーカーと交流するようになってから、
 修理サービス関連で、今さら何故そんなことに重く悩んでいるのかと
 不思議に感じ、他社に助言することが多々あったことから言える。


 2007年に社長が変わって、ご訓示ということで集められ、話しを
 聞いたが、若手社長に言いよるものが多かったせいか、天狗だったね。
 いままで、いたずらに規模を追わずにと、他社と違うユニークな
 ものづくりづくり、オンリーワンだといって牽引してきたのが、
 ナンバーワンを狙うのだと、ビッグなことを言って、大規模な工場を
 建てるなど、大きく路線を変えた。

 社員の多くはオンリーワンに共感を持っていたが、ナンバーワンに
 疑問を抱いていたと思う。

 PC事業は売っても売っても儲からないことから、この社長はTVで
 突然PC開発の撤退を発言
した。
 31年の歴史、1978年から続いてきたPC開発は、2009年に生産が
 打ち切り
となった。

 そのため、PCの修理サービス事業もシュリンクしていった。

 ◎手紙 ~拝啓 十五の君へ~(アンジェラ・アキ)
 ◎虹(Aqua Timez)
 ◎あなたと(絢香×コブクロ)
 ◎love the world(Perfume)
 ◎愛のままで…(秋元順子)


■ 花と野菜あれこれ ぱーと13・・・

 急激に、暖かくなり春まっしぐら!
 あちこちに花は咲いて・・・夏野菜の植え付け準備にと・・・
 てんやわんやになりつつ

 ◎4月5日   鉢植えチューリップ。黄色の次に、今は赤色が満開
            真昼時をピークに花びらはずんずんと開いていく

 ◎4月5日   ダッチアイリス。アイリスはギリシャ語で「虹」
            お庭に畑に、ブルー系とホワイト系。きれいよー

 ◎4月6日   イチゴの白い花
            この白い花が咲き終わると、真っ赤なイチゴが

 ◎4月6日   フリージアは甘い香り
            畑のあちこちで咲き始めてきて

 ◎4月6日   スイセンアヤメ
            お庭で群を作って咲く

 ◎4月7日   川沿いウォーキングで満開を迎えた桜を
            例年より遅かったが、サクラサクの声が聞こえてきた

 ◎4月8日   スナップエンドウづくしの食卓で
            今年は量が多く(種まきしたので)出来もいいですねー

 ◎4月8日   春めいたらいきなり緑は、木の芽
            やっぱし若竹煮(竹の子とわかめ)にはこれや

 ◎4月12日  つりがねスイセンは、イベリア半島原産
            おしとやかでかわいらしい顔でね

 ◎4月13日  薄紅色のハナミズキ
            昨夏にかびが発生したので、今春は花が少ないよー

 ◎4月16日  早生タイプの玉ねぎを初収穫
            スライスしたとれたては旨みがあって甘いよー

 ◎4月17日  霧島つつじが咲き始めた
            緑の葉っぱにぽんぽんと赤い花が。キアゲハが蜜を

 ◎4月19日  ジャーマンアイリス、虹の花(レインボーフラワー)
            お庭に、畑にと。込められた”恋のメッセージ”

 ◎4月20日  えんどう初収穫
            昨秋早めに種まきし開花が早くて気になっていたがOK

 ◎4月20日  西洋シャクナゲ
            鉢植えを買ってきて前栽に地植えの予定


■ 本のつぶやき・・・

  2024年本屋大賞は、宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」
  西武大津百貨店を応援する青春まっしぐら女子に好感があった様子。

  第2位となった津村記久子「水車小屋のネネ」のほうがおススメやが。

  ボニー・ガルマス「化学の授業をはじめます。」ぜひ読んでほしいね。
  高いし、ボリュームあるけど、全世界600万部のアグレッシブな本。

  湊かなえ「人間標本」、独特なタッチ本に、”X”で52票のいいねが。

  今回「ともぐい」で直木賞をとった河﨑秋子「絞め殺しの樹」(文庫本)
  なにわともあれ、これすごいで。壮絶…


 ◎最近読んだ本

   湊かなえ「人間標本」・・・これはアンタッチャブルな域なのか
     擬態が生む。美と悍ましさと驚異の世界が広がっていく
     愛がそこにあった。蝶と、そしてその目に映った色覚の世界へ

   ボニー・ガルマス「化学の授業をはじめます。」・・・ぜひ読んで
     根拠のない通念で成り立っていた1960年代アメリカ。ピンクと青が元凶
     男も女も人間だと。毎日は新しく”化学とは変化である”と

   藤岡陽子「メイド・イン京都」・・・京都に新しい風を吹き込んで
     ”運は人が人に運んでくるもの”という。人生の岐路に立って
     地道にコツコツと作り上げていくことが、信用につながるんだ

   津村記久子「つまらない住宅地のすべての家」・・・ユーモアとハートフル
     隣人との付き合いが薄くなっている今に一石を投じて
     つながりは各家庭にも波及していく。すると、希望が見えてくると

   河﨑秋子「絞め殺しの樹」・・・昭和、ここは風花舞う根室の地
     悪意で虐げられて生きる女性。非情は凄まじい光景に心はひどく痛む
     立てる限りは立つと。荒野に根を張る木のように

   染井為人「海神」・・・NPO法人代表の復興支援金の横領疑惑にミステリ
     東日本大震災直後、その2年後、10年後。切り返しプロットが巧妙
     ”3・11は永遠に許すことのできない暗黒の日なのだ”と語る

   藤岡陽子「きのうのオレンジ」・・・じんわりと心に響く
     病は50%の確率。温かく家族、兄弟、同級生に包まれていくオレンジ色
     いつまでもオレンジ色が輝いていることを願って


■ つぶやきの日々・・・

4月21日  ポツポツ雨のなか、テクテク1万2千歩の朝。
         帰ってから市議さんに連絡し、要請していた交差点の交通事故
         対策、空家の放置問題、防犯カメラ新設に関する中間状況を
         聞いて。

         そのあと、ぷちリフォームに、出入りの業者さんにアポ電を。
         夜は町会の役員会があって、バーベキュー大会の役割分担を決める。
4月20日  藤岡陽子「きのうのオレンジ」読了。
         じんわりと心に響く。
         迫る病は50%の確率。
         温かく家族、兄弟、同級生に包まれていくオレンジ色。
         それはうっすらと染まっていく。
         ”あの日みたいにおれは”…
         雪山で遭難した兄弟。
         あの時のオレンジ色の登山靴に託して。
         いつまでもオレンジ色が輝いていることを願って。

4月20日  朝1万歩から帰って8時から12時まで畑。
         えんどうを初収穫。
         わけぎを引いて球根干しを。

         もみがらと元肥をたっぷり入れて畝づくり。
         昼ごはんを食べて1時半から3時まで、チャリで遠出して、
         半白きゅうりとピーマンの苗買いに。
         西洋シャクナゲの鉢を衝動買いして。
         これは前栽に植える予定。
4月19日  1万歩の朝に、畑は9時から12時までと。
         3種のきゅうりの苗植えを。
         ウリハムシ対策にトンネルを施して。
         ジャーマンアイリス、虹の花(レインボーフラワー)。
         お庭に、畑にと。
         込められた”恋のメッセージ”は花言葉。
4月18日  染井為人「海神」読了。
         岩手沿岸中部からフェリーで5分の島が舞台。
         ”3・11は永遠に許すことのできない暗黒の日なのだ”と語る。
         凄まじい光景が迫る。
         東日本大震災の直後、その2年後、そして10年後。
         その切り返していくプロットは実に巧妙。
         NPO法人代表の復興支援金の横領疑惑にミステリが。

4月18日  朝ショートステップ7千歩のあと、8時から12時半まで畑。
         夏野菜の苗植えパート1。
         トマト5種、ナスは白ナスを入れて2種、ピーマン、ししとう2種。

         シャワー浴びて、ごはん食べて、午後2時から3時まで来客対応を。
         それが終わって、3時からは町会の定例会レジュメづくりの
         おしごとを。
4月17日  朝10時から12時半まで前栽のお手入れと、百日草(ミックス)の
         種まきを。

         ビビッドな霧島つつじが咲いてきた。
4月17日  昨日の朝は家内と夏野菜の苗を買いに。
         トマト5種、ナスは白ナスを入れて2種、ピーマン、ししとう2種、
         きゅうり4種。

         DB管理し連作でなければ接木苗の必要性なくいずれも実生苗で。
         それから、早生の玉ねぎを初収穫。
         そして今朝は玉ねぎスライスを。
         うん、コクがあって、あまいねー。
4月16日  河﨑秋子「絞め殺しの樹」読了。
         昭和、ここは風花舞う根室の地。
         針のような悪意で虐げられて生きる女性。
         過酷な環境と押し寄せる非情は凄まじい光景に。
         心はひどく痛む。
         ”私、ちゃんと生きてきたのか”と。
         苦しみと光が波のように交互に押し寄せて。
         立てる限りは立つと。
         荒野に根を張る木のように。

4月14日  新プロジェクトX 挑戦者たち。
         先週に引き続き、そのドキュメンタリーはアツいねえー。
         ドラマチックに仕上げるために、かなりいいとこ取りはしているが、
         見応えはあるよねー。
         それにしても、何はともあれ、森花子アナの清らかな目ぢから
         すんごい気になるんよー。
         お茶の間から応援してますー。
4月14日  若竹煮。
         畑の木の芽をたっぷり添えて。
         木つくり屋が所有する山から掘った径60cmある朝どりタケノコ
         2本くれた。
         いやーうまかったねー。
         そのあと夜歩きはショートの5千歩で。
         畑でこけて(標準語:転んで)、全身が打撲状態で熱っぽく、
         手首はプチ捻挫
したようだわ。
         明日になったら治ってるやろう。
4月14日  川沿い1万歩のあと、朝9時から12時まで畑。
         草引きしてて、姿勢を崩して、手前にネギ畝があったので、
         それを避けようとしたら、2m先のフェンスにぶつかって、
         思いっきり、こけてもた(標準語:転んでしまった)。
         頭も打ったが手の擦り傷と打ち身ですんだ。
         気を取り直して畝づくりを。
4月13日  前栽ではハナミズキが満開で。
         朝1万歩コースのあと、9時から12時半まで畑で草引きを。
         ポンポンアスターを種まきして。
         シャワーとごはんのあと、午後2時から4時までチャリで夏野菜と
         花の種を買いに。

         えだまめ、三度豆、コーン、オクラ、モロヘイヤ、百日草を。
4月12日  津村記久子「つまらない住宅地のすべての家」読了。
         ユーモアたっぷりのハートフル。
         隣人との付き合いが薄くなっている今に一石を。
         ごく平凡な家庭にも事情を抱えている。
         安全・安心への共助はご近所とのつながりを作って。
         つながりは各家庭にも波及していく。
         すると、ひとつの希望が見えてくると。

4月12日  春暖とはいえ、朝の14000歩越えは歩きすぎやった。
         お庭では紫青のつりがねスイセン、白いスイセンアヤメが。
         帰ってから町会の資料づくりに励んで。
4月11日  藤岡陽子「メイド・イン京都」読了。
         京都に新しい風を吹き込んで。
         老舗、遠回した言葉遣いにはシニカルに。
         心を満たし、ハートフルに。
         ユニークな刺繍デザインのTシャツ。
         ”運は人が人に運んでくるもの”という。
         人生の岐路に立って。
         地道にコツコツと作り上げていくことが、信用につながるんだ。

4月10日  祝!2024年本屋大賞!宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」。
         いつもそこには、”屋上の青い看板”が光っていた。
         西武大津百貨店。
         ”二百歳まで生きる”を目標とする女子、青春まっしぐら。
         アグレッシブに”挑戦した経験はすべて肥やしになる”と。
         「膳所から世界へ!」の声。
         潔くてきもちいい。
4月8日  ボニー・ガルマス「化学の授業をはじめます。」読了。
         老若男女問わず、ぜひ読んでもらいたい本がある。
         根拠のない通念で成り立っていた1960年代アメリカ。
         ピンクと青がすべての元凶。
         男も女も人間だと。
         科学に化学。
         毎日は新しく”化学とは変化である”と。
         そしてそこの”本物の化学反応”に涙す。

4月8日  8500歩の朝歩きは、川沿いの桜満開を見ながら。
         畑ではスナップエンドウが。
         マヨかけて、あまくてうまいねー。
         青々とした木の芽が。
         9時過ぎにJA直売所でお花を買って、お墓参りを。
         そのあと、11時から来客があって。
4月7日   なんでもかんでも合体が好きな会社だ。
         そろばん電卓、ダブルラジカセ、テレビデオ、パソコンテレビ、
         電子レンジ付き冷蔵庫、ツインファミコン、ファミコンテレビ、
         写メケータイ、BDレコーダー付きテレビ、蚊取り空気清浄機などなど。
         設計に携わったプリンタ付きノートPC、パソコンタイプライター。

4月7日   最先端ITツールを駆使し設計開発の革新を推進する部門にいてた
         その時、“カメラ付き携帯”の開発には社内では否定的な意見
         多かった。
         これは盗撮に使われると。プライバシーはなくなると。
         会社の経営信条に反する危機感を持っていた。
         この開発には倫理的な面でハードルは高かったと思う。
4月7日   午前中、前栽のめだか水槽の水替えをして。
         水替えは汗だくやけど、めだかはスイスイと。
4月6日   夜7時半から9時まで町会会館へ。
         婦人部の役員会にオブザーバーとして出席。
         ところが、オブザーバーどころか、婦人部長から説明を振られて、
         いつのまにやら中心になってプレゼンまでして
と。
         連絡網など、各種配布資料の確認。
         名札づくりにユニフォーム・エプロン購入の合意と。
         BBQ大会の準備と。
4月6日   朝9時から12時まで畑。
         畝を整えて、ラディッシュ、ルッコラ、レタスミックスの種まきを。
         イチゴの花が。
         フリージアが。
         そして、スイセンアヤメが。

4月5日   朝歩き1万1千歩のあと、蛇口をスイングレバーからシングルレバー
         ハンドルに取替えを。
         午後1時から5時まで、めだか水槽のお掃除で4千歩はくたくたになって。
         お庭のチューリップは春暖の日中に花びらが開いてね。
         ダッチアイリスはいい感じに。
         夜歩きで2万歩越えたよ。
4月4日   湊かなえ「人間標本」読了。
         タイトルにあるこれはアンタッチャブルな域なのか。
         人それぞれに、色の見え方が違う。
         人生の一瞬で通過していく色とは。
         美と悍ましさと驚異の世界が広がっていく。
         擬態が生む。
         愛がそこにあった。
         蝶と、そしてその目に映った色覚の世界へ。