こんにちは。アルトのみこです。今日も加藤洋太先生の「枇杷の花の祭」を練習しました

今日はついにピアノ伴奏も入れてみましたが、最初は現在地がわからなくなり、キョトンとする場面も😅
原因は楽譜を目で追い、しかも自分のパートしか見ていないからかなと思いました。
この曲は拍子が何度も変化するので、伴奏や他のパートの音、掛け合いをきちんと理解しないといつまでも出だしを覚えられなさそうです。
楽譜を冷静に見ると、3拍子から4拍子に変わるところでは伴奏がひたすら下降、ひたすら上昇とわかりやすい形になっていたり、4拍子から5拍子に変わるところでは伴奏が16分音符の連続から8分音符のスフォルツァンドで終わりますが、その8分音符が区切りのサインになっていたりと、音の変化にヒントがありそうです。

また、歌詞を見ながら歌うとどうしても言葉の区切りで音がしぼんでしまったり、せっかくの強弱記号を生かせずにただ言葉を音で出しているだけになり、この曲の魅力であるダイナミックさに欠けてしまいます。
そこで練習後、自習でまずは歌詞なしで音だけで歌ってみました。すると音の山や響かせるところがいきなり歌詞付きで歌うよりも意識しやすくなり、メリハリがつけやすくなりました。今日苦労した無声音から始まる「ちっさいまつりよ」も声帯のポジションがイメージしやすくなった気がします。

最後に、今日初めてピアノパートを聴きましたが、やはり渡辺先生のピアノは格好良いですね!
私は渡辺先生の細かい音符の繊細な響きが前から好きで、合唱祭の「虹」の演奏では先生の奏でる音からプリズムが見えてきそうな感じがしていましたが、この「枇杷の花の祭」の冒頭もやはり素敵な響きから始まり、ダイナミックに変化していく流れは聴いていてワクワクします。
そんな素敵なピアノに似合う歌声にしていかねば!と強く感じた日でした。