去る6月4日、松戸市音楽協会の創立30周年を記念し、松戸市音楽祭が開催されました。

もともと3年前に開催されるはずだったこの音楽祭は、コロナの影響により延期されました。

しかし今年ようやく開催の運びとなり、会場では吹奏楽、和太鼓、合唱など各団体の喜びが、笑顔や演奏や熱気を通じて伝わってきました。

コール・アマフォークは『自分らしく』(松井孝夫 作詞・作曲)と『愛のうた』(山崎朋子 作詞・作曲)の2曲を歌いました。

 

開催が決まった時、音楽祭当日は指揮者の小濱先生の都合上、指揮者なしで歌うことになると知り、最初は「指揮者なしで歌いきれるだろうか…。」という不安が私たちの中にありました。

しかしこの30周年記念という貴重な機会にぜひ挑戦したいという私たちの強い思いから、出演が決まりました。

 

「指揮者がいない」というと一見、頼りなく感じそうですが、指揮に捉われないからこその表現の思い切りや、観客一人ひとりに視線を送ることによる語りかけなど、今までになかなか経験することのなかった歌い方や表現方法を学ぶ機会となりました。

 

音楽祭当日は、ピアノ伴奏の渡辺先生がリハーサルで私たちを励まし、勇気づけてくださったおかげで、本番の舞台では安心した気持ちで2曲を歌いきることができました。また、ホールに私たちの声がしっかり響いているのを感じながら歌うことができ、自信につながりました。

 

練習ではなかなか思い通りの表現ができず、苦労した時もありましたが、本番ではチームが一丸となって楽しみながら歌うことができ、出演して良かったです。