「オシャレは金で買える!」って豪語するバブル絶頂期世代のおっさん先輩二人の話をずっと聞いていたんだけれども、
言うには、有名ブランドデザイナーが仕立てた服を、ただ金を払って買えばいいのだと。
それが“オシャレ”だと。
うん、もしそうであるならば、
僕は今後一生オシャレじゃなくてもいいし、オシャレなんかにはなりたくない。
というか、
そもそもオシャレというのは、何か特別な時に行う普段とは違う装い、又は日頃から気にかけている自分なりの服装、もしくは佇まいのことだ。
それは何があっても、金では買えないし、そんなものはどこにも売っていないのだ。
つまり、「オシャレは金で買える」という考えこそが、オシャレに対して失礼なのである。
てか、あんたらの言うオシャレって何なんだよ!
ラルフローレンのポロシャツ着て。
まず、オシャレって!
まあ、オシャレはいい。
でも、「センス」は言うな。
センスを言うなら、オレも返すぜ。
百歩譲って、オシャレは金で買えても、センスはどこにも売っていないのだよ。
もちろん、それは「個人のセンス」だけどな。
さようなら、エセファッション!