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働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

「普段チラ裏、たまに双方向的チラ裏」を目指す卓球ブログ
現在は書き殴りながらの思考の整理がメイン

【現在の使用用具】
ラケット:ビオンセロ (特注グリップ/ニッタク)
F面:ディグニクス09C (2.1mm/バタフライ)
B面:バーティカル20 (特薄/STIGA)

 4年弱ぶりにフォア面ラバーを変更してみました。

 

 09Cには何の不満もないです。

 まぁ性能そのままに少しだけ柔らかくなって欲しいかなとかそういう思いはありましたが、そんなラバーはこの世に無いので…

 

 で、なんかとんでもないラバーが出るということで、好奇心だけで買ってみたくなって・・・

 

 某御大が、ニッタクボールなら振ったら入る と仰ってたので・・・

 

 僕がいくら練習しても、振ったところで入るか入らないかは僕の腕次第やったのは、ザイア03を貼っていなかったからではないか?

 

 そういう仮説も成り立ちますので・・・

 

 

 で、その他に購入を自己正当化する理屈としては、既にフォア側はほぼ攻撃しかしなくなってるので、

  • ワンチャン使いやすい
  • 求めてたラバーはこれだ
  • 今まで8割のスイングで出てたボールが6割ぐらいで出せるからすごく楽だ

 みたいな奇跡が起こるのではないか?

 

 などという幻想を抱いて・・・

 

 

 

 で、先に書いときますが、幻想・妄想・奇跡の類は起きないし、現実を突き付けられるし、都合よく主人公補正でザイア03に選ばれし者になるとかはないし、卓球舐めたらあかん です。

 

 

【レビュー対象】
 ザイア03 / バタフライ / 赤 / 2.7mm

 

【比較対象】

 ディグニクス09C/バタフライ/赤/特厚(2.1mm)

 

【使用環境】
 ラケット:ビオンセロ/ニッタク/グリップ特注
 F面:ザイア03/バタフライ/赤/2.7mm
 B面:バーティカル20/STIGA/特薄
 総重量:168g


【ラバー重量】

  • パッケージ込 96g
  • カット前 70g
  • カット後 50g(接着剤込)
  • 参考:09C特厚 カット後 53g(接着剤込)

 

 ザイア03・ディグニクス09Cそれぞれの個体差もありますが、これぐらい差があるということは、厚みMAX同士で比べた場合、総じてザイア03の方が軽い、と言えるかと思います。

 

 

【スポンジ硬度やらシートやら】
 バタフライ独自基準のスポンジ硬度は44度。

 これはディグニクス09Cと同じ硬度です。

 

 スポンジ硬度が同じなだけで、決してシートとスポンジ合わせての硬度ではないです。

 

 ちなみにザイア03の方がスポンジが分厚いですが、これはシートが限りなく進化したのか、うっっすいからです。

 

 

【フォア打ち】
 フォア打ちの前に球突きの時点で、

 めちゃくちゃ飛ぶなぁコレ…

 と直感しました。

 

 ディグニクス09Cは現代のハイエンドモデルラバー帯の中では、最も弾まない部類だと思います。

 

 スピードと回転の比率を回転にゴリゴリに振ったラバーです。

 

 対してザイア03は…

 

 フォア打ちしたら まぁ えらいよう飛びますね…と

 

 やたらスピードが出ます。

 

 09Cと同じノリで打つと、同じぐらいの回転量で1.2倍ぐらい飛ぶので、オーバーします。

 

 直線的に打つ分には問題ありません。スピードが出るだけです。

 

 

 打球感的には09Cより柔らかさを感じます。計量器で測定した訳じゃないですが、シートとスポンジ合わせて計測したら、実際柔らかいんやなかろうか…?

 


【ドライブ(対 上回転)】
 回転量は、09Cと同じぐらいのスピードを出すと、09Cよりやや回転量が落ちるかなという印象。

 09Cよりスピードを出すと回転量も09Cより上回ることがある、という印象です。

 

 めっちゃ飛ぶので、前中陣にいる時は、台に入れるために

  1. スピードを調整するか
  2. スピードを出す分だけ回転量も上がるように山なりに打つか
  3. あらゆることを無視して直線的弾道でドライブを打つか

 みたいな選択肢になります。

 

 1,2の選択肢は要は加減して打ったり、弾道を山なりにしたり…ということとイコールです。

 

 スピードに対する回転量の比率は、09Cの方が上。

 

 逆に言えば、回転量に対するスピードの比率は、ザイア03の方が上です。

 

 中後陣から弾き返す場合は、ザイア03の方が楽にボールを飛ばせるので、入れるだけなら簡単かも知れません。

 

 

 後陣から思いっきり引き返したり、前陣でも上からカウンタードライブを打ったり…といった場面であれば、ザイア03の真価が出ます。

 

 スピードあるわ回転量あるわで触るのが困難な上に、触っても飛んでくみたいな。

 

 …まぁそれが試合中に何本打てるのか、がポイントなんですけども…😇

 

 

 打球感は09Cよりやや柔らかいとは言え、しっかり硬い方のラバーなので、インパクトはしっかりしてないとコントロールできません。その辺のシビアな感じは09Cと同じ。


 そうなると、優しく打つことで飛距離を調整しようとすると、相手の球威がない時はラバーに食い込まずにコントロールが難しい時があります。

 

 ただ、後陣に下がっていてそこから思いっきり振る時、中陣ぐらいでフォア側に強く打たれたボールを咄嗟に弾き返したりフィッシュで返したりする時など、自分自身か相手の力を使ってインパクトが確保されている状況だと、そんな何もしてないのに勝手に派手なボールが返っていきます(飛ぶので)。



 ソフトタッチだと回転には敏感なので、コントロールには慣れが必要です。

 


【ドライブ(対 下回転)】
 09Cで慣れていることもあって、そんなに驚きは感じませんでした。

 

 09Cと同等ぐらいです。(=持ち上がりやすく高性能)

 

 ただし同じぐらいの力加減で打つと、やっぱり09Cの1.2倍ぐらい飛ぶので、オーバーミスします。

 

 また、持ち上げやすさはインパクトがしっかりしている時限定です。

 下回転打ちは対上回転より相手のボールが遅いことが多いので、飛距離が出る分を考慮して優しく打とうとすると、ラバーに食い込まずに想像以上に落ちることがあります。

 対ナックルであっても、自分の力が伝わらなければ落ちやすいです。

 

 試合時の朝練習のような、2組でクロス打ちする状態だと、かなりきつく感じました。擬似的に反応が遅れた時の窮屈な態勢で打つのと同じですね。

 

 インパクトが弱いとコントロールが難しい点も09Cと同じですが、薄く捉えた時に回転だけで飛ばしやすいのは09Cの方かも知れません。

 ※慣れの可能性もあります

 


【スマッシュ・カウンター系技術】
 スマッシュ・カウンタースマッシュなどの直線的に飛ばす技術は、まさに振ったら(当たれば)入るって感じです。

 

 ザイア03のぶっ飛び具合により、勝手に飛んでって入ります。

 

 スマッシュ時は超ハードインパクトですが、09Cより柔らかさを感じるので、これで入らんねやったらしゃーない、となります。

 

 

 カウンタードライブなどの弧線を出して入れる技術になってくると、ザイア03のぶっ飛び分を加味した慣れが必要です。

 

 弾むのでより直線的に突き刺さるような弾道を目指すか、ラケットを寝かせてより強く回転をかけるイメージで打つか、どちらかを選択することになります。

 

 シートはかなり強いので、インパクトの強さを確保できるなら信頼して振っていいと思います。

 

 

【ブロック】
 09Cより明らかに弾みますが、ブロック技術そのものが直線的な弾道になりやすいため、そこまで違和感なくできました。

 

 速いブロックになりやすいので速く返ってきます。。

 

 相手の球が速かったり回転があったりすると、回転をかけるブロック等もやり易いかと思います。

 

 カウンターブロックも同様の感想です。

 

 

【ツッツキ】
 むずかしい!!!

 

 09Cはツッツキが非常に良いです。回転かかるしそんなに飛ばないからさらに強く回転かけられるし…と。

 

 それに対してザイア03は、高い打点で捉えて直線的に突き刺すようなツッツキができる時は、回転量とスピードを両立した●傷能力の高いツッツキが出ますが、打点を落としてツッツキする時は非常に繊細な力加減が要求されます。

 

 これがまた09Cと比べると1.2倍どころか体感1.5倍ぐらい弾む気がするので、常にオーバーミスの恐怖がつきまといます。

 

 09Cからザイア03に乗り換えるには、この台上系を克服する覚悟を決めないといけません。

 


【カット】
 軽く当てると、09Cと比べてめっっっっちゃ飛びます。カット収まらん。

 

 これも高い打点で当てて突き刺すような弾道で入れるか、スイングスピードを上げて薄く当てるか、といった選択を迫られます。

 

 非常に難しいんでは…と感じます。中後陣から咄嗟のフォアカットをする場合は、そこまで差を感じませんが、回転をぶち切る前に飛んでいくイメージがあります。

 

 なお、回転全振りでフォアカットすると非常にかかります。09Cと同じぐらい。

 


【サーブ】
 ザイア03に貼り換えてすぐゲーム練をこなしましたが、回転量でサービスエースをたくさん取れた気がします。

 

 ただ09Cの新品貼替直後も同じ感じやしな…と思わないでもないです。

 

 明らかに違うのはやはり弾み。ザイア03の弾みの力で、ロンサーが回転量とスピードが両立されたかなり威力のあるサーブになるので、ロンサーへの対処で相手の脳のキャパを奪うことでフォア前が効く…みたいな現象が起こってる気がします。

 

 

 ただ練習しないと勝負所でロンサーがオーバーミスしまくります。

 

 サーブに関しては黙々と2~3時間練習すれば慣れるんじゃないかと思います。

 

 


【フリック】
 繊細さんなので力加減が難しいです。

 

 

【ストップ】
 ストップぐらいインパクトを弱くすると飛ばないので、その辺の塩梅はまた慣れが必要です。

 

 ただ他の技術よりは早く慣れるんじゃないかと思います。

 


【チキータ】
  おそらく振ったら入る…

 


【B面への影響】
 若干打球感が硬くなったような印象。

 F面が非常に弾むようになったせいか、B面も少し弾んでるような錯覚がしますが、おそらく変わってません。

 脳がバグってる…?


【おすすめな方】
 ここまで読んでて僕自身がどうしたかは想像に難くないと思いますが、僕には合いませんでした…無念。

 

 ディグ09Cユーザーで、

  • 09Cの自分で飛ばす感じが好きな人
  • 台上のやり易さ、切れ味が好きな人
  • スピードより回転量に重きを置きたい人
 みたいな人は、オススメできません。
 
 逆に
  • 今のラバーなら十分戻って連打できるので、より速いボールでより速い展開を作りたい人
  • より高い打点を捉えて直線的に速いボールを飛ばしつつ、その上で弧線が欲しい人
  • スマッシュ・ミート系技術主体で、台上技術が多少弾んでも問題ない人

 という人には良いと思います。


 「ドライブ吹っ飛ぶし、返ってくるの早過ぎるからそっと入れとこ…」みたいな発想をする人だと、次はインパクト不足によるコントロールできなさに悩むと思います。


 コントロール可能なぐらい振って一定水準以上のインパクトを出し、ザイアが出すトンデモ球速は受容し、その上で戻り切れる人…という時点で相当人を選ぶと思います。

 

 誰なん中級者層にもオススメみたいなこと言うてたの…

 

 


【まとめ】
 おいバタフライの裏ラバーの性能比較表、適当過ぎるやろ…数値と実態が合ってなさ過ぎるやろ…

 

 特に印象深く伝えたいことは以下

  • 09C比で体感1.2~5倍ぐらい飛ぶと思って買った方が良い
  • 直線的弾道で飛ばす分には弾みが味方する
  • 弧線で飛ばす分には弾みが敵(慣れと調整が必要)
  • 台上むずい
  • 09Cで同じスピード出した場合は09Cの方が回転かかってる
  • ザイア03のMAXスピードは09Cの比じゃない
  • スマッシュは振ったら入る
  • 飛ぶからスピード抑える方向で調整しようとすると、次はインパクト不足に悩む
  • 速い球が出てしまうから戻りも速くしないといけない
  • 常人では戻れない速度が出がち(連打するなら入口の球を遅くするか、めちゃくちゃ早く戻る必要あり)
  • マジで飛ぶ
  • 実用的なところで言うとフォアカットはナックルカットのみ(切ってる場合ではない)
 
 というわけで、僕自身は、僕自身のスペック不足と求めているものの合ってなさ、ザイア03に仮に慣れるまで頑張るとして、慣れるまでにかかりそうな時間を考慮すると…
 
 2日で辞めて はよ09Cに戻そ🤗
 
 って結論に至りました。
 
 
 あんまりプレッシャー無い状態で練習試合すると慣れてないなりに良い球行きますけど、ちょっと競ったりするとすぐ入らなくなるし、ちょっと勝ちたいなって気持ちになると、もはやフォア側で触りたく無くなります。
 
 どうかバックに打ってくれ。
 でもバックに打たれた時にいいボール返さないとな…あ、フォア側にツッツキされたやっべ…
 
 みたいな思考になるので、こんなに自分を崩してまで続けるもんちゃうなと思いました。
 
 
 慣れの問題もあり、自分の中でのドライブ調整が難しいため、選択する技術にも変化が出ます。
 
 多少の回転なら、どうせ振るならスマッシュしたれという思考になります。
 スマッシュは09Cより明らかに簡単に入ります。
 
 でも、そんなん公式戦とかでできるはずないしなぁ…ということを考えると、僕には扱い切れん性能でした。。。
 
 社会人の時間は貴重。。
 
 
 今後も09Cと共に邁進してまいります。
 
 09Cってやっぱそんな弾まんねんなぁって思いました。