【戦術・技術】今後の課題の棚卸し(技術別) | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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【現在の使用用具】
ラケット:ビオンセロ (特注グリップ/ニッタク)
F面:ディグニクス09C (特厚/バタフライ)
B面:バーティカル20 (特薄/STIGA)

 小休止までもう1ヶ月ありません。

 できる限り早期に再開したいですが、子どもの関係なのでどうなるやら分かりません。。

 

 再開後は、今よりかなりパフォーマンスが下がった状態からのスタートとなると思いますが、今現在の課題を書き残しておきたいと思います。

 どれも1ヶ月ですぐに解決しそうにないものばかり…。

 

【フォアドライブ 対上回転】

 同格以上の相手と試合する時、メインで用いる技術の中では相対的に一番弱い部分。まぁカットマンなのでここで勝てる人だったら、もはや何しても勝てるので当然ですが…。

 同格以上でもせっかく先に打ち込んだ時の連打ミス、精度や質の低さが課題。

 

 単純な連打の安定性。

 また接戦であるほどコースがクロスに寄りがちなので、ストレートやミドルへと広角に打ってもあまり精度を下げずにしたいところ。

 

 打点も少し落としがちなので、理想はスマッシュと同じ〜やや早いぐらいの打点でも打てるようにしておきたいところ。

 

 フォア側への飛びつきが遅め。

 後ろに下がってなぜドライブ打ったのか意味が分からない展開になるので、真横~やや前に飛びつく意識で。

 

 

【フォアドライブ 対下回転】

 特にツッツキ打ち。

 3球目時にスマッシュ打てない程度の低さ・回転量の質のツッツキで返球された時、踏み込んで打ち込みたいのに躊躇してループドライブにして待たれてカウンターされる、または前にスイングして落とすミスが目立つ。

 

 原因はグリップの親指を少し浮かすクセがあり、インパクト弱くなることで、精度が下がってしまっていること。特に回り込み時に親指を外してしまいがち。

 長年の無意識のクセなので、目下意識的に修正中。

 ここの修正が完了し身体が覚えてくれれば、精度・質は1〜2段上がりそう…。

 

 また、対下回転時、やや詰まった体勢で無理矢理打ってしまうことが多いので、ベスポジまであと1/4歩、大きく動くよう、身体に覚えさせたい。

 

 

【フォアドライブ カウンター】

 特に相手の配球を読んで待っていても、思いの外相手の返球の質が高いと、ブロックか、少しいなすぐらいしか選択肢がなく、後陣にいる時に回転を掛け返すことがあるかな…というぐらいになりがち。

 選択肢を増やす意味でも、自信持ってカウンタードライブも選択できるようにしておきたい。

 

 練習では多少使えても、試合では余裕がある時ぐらいしか使えない精度・質なので、強化していきたい部分。

 

 

【フォアスマッシュ・カウンタースマッシュ】

 得点源。

 上位者相手でもスマッシュの返球は難しいので、自分のラリー展開になった時の〆球として、より精度を高めることが必要。

 

 こちらもまず改善点は配球部分。やはりクロスやフォアに寄りがちで、上位者には待たれて試合中盤以降返されやすくなるので、相手のフォアミドル中心に広角に精度高く打てるようにしておくことと、より相手を見て配球を変える余裕を持つ必要あり。

 

 あとは相手の配球を読んでいる時で、相手の回転量の強いドライブ、深いドライブに対するカウンターの精度。

 

 「弾道が高くなると、待たれたら確実に狙い打たれる」とプレッシャーをかけたいので、より質の高い繋ぎのボールでも攻められるようにしていきたいところ。

 

 

【ブロック(主にバック)】

 相手の待ちを外してラリーのテンポを変える時等で有効。

 特に粒高面でのブロックは効きやすいが、コースを絞り切って待っていてもミスする場面が多いことあり。

 インパクトを安定させないとミスに繋がりやすいので、フォア以上に身体とインパクトの位置関係にシビアになり一定の距離で安定させないと精度の向上は見込めない。

 

 相手のチキータや自分のサーブを回転を残して返球してきた時など、横回転系のバウンド変化でインパクト位置がブレることが多いので修正ポイント。

 

 バック待ちしている時のブロックと、試合時の素早い切替の中でのブロックではグリップが大きく異なることが多いので、咄嗟のブロック時のグリップでも安定させられるよう、練習時から意識的にグリップを変えて精度を向上させたい。

 

 フォアブロックは固ければ固いほどラリー中便利だが、優先順位的には後回し。そこ頑張るならフォアカットの質向上に時間を割きたい。

 

 

【バックハンド強打】

 一番の課題点。

 信頼できる技術としてバックハンド強打があれば、確実に強打するだろう場面が多々あり。

 

 同格ぐらいまでなら、バックで打てなくても高い打点から刺すツッツキで詰まらせて、その次を狙い打っても自分の得点に繋がることが多い。

 が、格上にはその場面で打てないことでプレッシャーが弱くなることや、刺すツッツキのバウンドが高くなったところを逆に狙い打たれて、せっかくの有利な展開を失点にしてしまうパターンが多い。

 

 いつまでも「結局フォアハンドでしか打てない」では、限界あり。

 強打まで行かなくとも、まず押し込んで相手に打ちあぐねさせるぐらいのボールで精度高く返球できるようにしたい。

 

 バックハンド強打で目下の課題は、バウンド後の弾道にバックスイングを確実に合わせること。

 

 フォアハンドならできるので、相手の弾道が分かっていない訳ではないが、バックだとまだ苦手意識が強く、練習では振れても試合中にはできないことが多い。

 ゲーム練習でいつもならフォアで頑張って回るところでも、積極的にバックも使えるようにしていきたい。

 

 両ハンドで強打できる状態が理想だが、最終的に頼るのはフォアハンドでOK。

 

 

【ツッツキ】

 フォア・バック共通で、早い打点・頂点・遅い打点すべてでの安定性の向上と、その場面で効果的な打点の判断を早めること。

 

 できる限り相手の動きを視界に捉えた状態で、相手の待ちを外したコースへツッツキを送り続けられるようにすること。

 

 バックツッツキでは粒高面で切る時の回転量を増やすこと。

 逆横回転を加えるツッツキを相手のフォア側だけでなく、バック側にも送ることを身体に覚えさせること。

 

 特にカットで大きく台から下がった後、前の方に落とされたツッツキを確実に質高く返球すること。

 

 前に出る時のブレーキを意識。

 そのためのフットワーク、ブレない体幹。

 

 

【カット】

 フォア・バック共通で安定性のさらなる向上。特にフォア。

 ラバー変更が効いてフォアの安定性が増したが、まだまだ相手のエースボールや質の高い繋ぎのボールに対する安定性の面で課題あり。

 

 現在の同格以上が出す質のボールに対して、返球するのがやっとというところで余裕がないので、まずは「返すだけなら余裕」の許容範囲を引き上げること。

 そのための配球の読み。相手の動きを視界に入れ続けること。

 

 状況次第だが、まずは速いボールが来ても対応できる待ち方で構えること。

 

 待ちを外された時の咄嗟のカットの返球率の向上、ブレない体幹。

 

 待っているコースに返球された時の安定性と、回転量の変化。

 

 ナックルカット、カーブ、シュート(ジャイロ系)回転のカットそれぞれのメリハリ、質と安定性の追求。

 

 安定性重視の場合のフォアカットはラケットの柄を下に振る意識で。

 

 フリーハンドを大きく使ってバランスを取りつつ、スイングスピードを速めること。

 

 ミドルへの対処。バック中心で。フォアでもシュートで拾う。

 

 

【レシーブ】

 左利きの出す順横系。

 フォア前のナックルサーブに対するレシーブと3球目のしのぎ。

 

 見極めづらい質の高いナックルロング&ショートサーブを持つサーバーへのレシーブ。

 

 まずはアップ系、球足早いサーブに照準を合わせて、球足の遅いサーブ、ショートサーブに確実に対処できるよう反応速度と見極めを速めること。

 

 弾道を似せてくるサーブに対する見極めの強化。

 

 相手サーブのインパクトと回転のかけ方の理解。

 

 レシーブの構えから常に足を動かしておいて初動を早く。

 

 

【ストップ、フリック】

 レシーブ時に限らず、相手の待ちを外せるならいつでも選択肢としてストップが使える状態に精度を高めること。

 特に対ナックルのストップ。

 

 台上の浅いところにやや浮いているボールへのフリックや台上スマッシュの精度向上。特に反応速度とベスポジへの確実な足の運び、静止。

 

 手打ちは入っても戻れないのでNG。

 

 

【サーブ】

 得点源・得点の起点になるのでさらに質を上げること。

 

 順横系はロングかショートかが若干分かりやすいので、フォームをロングサーブに全て寄せる。

 フォアストレートへのロングサーブ、フォア前の質・精度の向上。

 

 逆横系は下と上回転の弾道をもっと似せること。フォロースルーで当て方はごまかす。

 打球の瞬間をもっと台際まで待って低さを重視。

 あと身体近くでインパクトしようと意識が強すぎるとトスが違反気味になるので修正。。。

 

 バックサーブは戻りを意識。

 サーブを見過ぎて反転が遅れて3球目の準備が整いきっていない時があるので注意。

 

 

【その他】

 減量!減量すると明らかに動きがよくなるので、体重管理を。。

 

 フットワークはカットも必要だが、攻撃時のフットワークも向上を。

 特にやはりフォア側へ移動する時。

 

 全体的にブレーキ前後の打球にミスが出やすいので、ベスポジまで動くことと同様、静止時の踏ん張りを意識。

 

 全体的に徹底して凡ミスを排除すること。

 攻めていくミスはまだ良いが、入れにいってミスはしない。

 

 戦術面では、できる技術、使う技術が多いので迷いが生まれる場面が増えていることが課題。

 その場その場で使うべき技術、狙うべきコース、回転を判断する力が必要なことと、迷った時に使う技術、徹底する技術をより明確化しておくことが重要。

 決め切る時はフォアスマッシュ…という部分以外にも明確化しておくべき場面がたくさん。

 

 また、初見の相手の力量や攻め方、試合の組み立て方にも課題あり。色々な技術を使って組み立てすぎるので、1つ調子が悪いと変なミスが増えてしまうケースが散見される。

 この技術さえ使っておけば試合になって、徐々に温まってきたら他の技術も…という盤石な型がまだでき切っていない。

 そこに至るには、最後の最後に頼るべき技術の安定性にまだ課題あり。もっとカットマンとして突き抜けた安定性が欲しいところ。

 

 

 

 …書き出すと随分ありました。

 

 このあたりを全てとは言わないでも克服できたら、レイティング2000は余裕でいけるでしょうね…。

 

 

 あと何週間かで克服できない課題(多分ほとんど)は、卓球再開後の自分に託します。