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先日、練習しているクラブチームで試し買いしていた、ニッタク・TSP・アンドロ各社の3スタープラボールを「ちょっとテストするから!」と言うことで試打してきました。
約1時間ほどで、結構がっつり細かくやってきました。
なお、すでにTSPとXU SHAO FAのプラボールを試打・比較したことがあり、その時のオチも含めて以前書きました。
今回で初めてニッタクとアンドロのプラスチック球に触れましたが、後は主要なところで言えばバタフライの球がどうかというところでしょうか。
ちょっと軽くレビューしてみます。
【使用ボール】
ニッタク TSP アンドロ の各社3スタープラスチック球
【音】
どれも大差ないですが、強いて言えばアンドロが最も「おもちゃっぽい」音がしました。
セルロイドとはまた違う性質の音です。表現が難しい。
【弾み】
TSPとXU社の比較の時は確認してなかったのですが、単純に同じ高さから台上でバウンドさせた時の弾みを比較してみました。
結果、
ニッタク≧TSP>>>アンドロ
という感じで、高さの計測まではしていませんが、何度試してもアンドロは明らかに弾まなかったです。
【打球感】
アンドロが最もセルロイド球の打球感から遠く、重たい感じがあります。
そこから順に TSP ニッタク とセルロイド球に打球感が近づいてきます。
ニッタクのプラ球はセルロイド球の打球感とほぼ同じですね。違和感がほとんどありませんでした。
【回転】
フォアカットで試したところ、打球感覚的には全てのボールで切る・切らないの変化をつけやすく感じたのですが、実際のボールは切ったはずのカットがそこまで切れていない・・・というよりも、返球者のラバーへの影響が少ない?感じがありました。
もちろんナックルはしっかり出るんですけどね。
フォアカットの切れ味には少々自信があったので、相手をしていただいた方は慣れているとは言え、全然落としてくれないのはちょっとショック。
各社とも打球感と実際の球に生じている回転に少々ギャップがありましたが、一番アンドロがかけづらかったです。
なお、バックカット(粒高面)で試したところ、これは多少注意していればセルロイドボールを混ぜられても分かる程度に、プラボール3社ともに、セルロイド球より摩擦が少ない感じがありました。
打球感からして、ちょっと回転かけ辛いなという感じがします。
【弾道】
軽くドライブをかけた感じだと、各社とも差は無く、以前のTSP&XU社の比較で感じたような、「弾道の丸っこさ」を再び感じました。
勝手に弾道が放物線を描くので、台に収まりやすい感がします。
【飛距離&バウンド後】
どのボールも同パワーだと飛距離に差はさほど感じませんが、アンドロはその中でも少し弾まないかなという感じが。
セルロイド球と比べると、総じて強いて言えばちょっと飛距離出ないかな~?と
バウンド後の変化で言えば、アンドロは上回転、下回転ともに止まりやすいです。
弾まない台でプレイしている時の感覚に近いですね。
上回転の伸びで言うと、ブロックで裏ラバーと粒高ラバーの反転を混ぜると、さすがに明らかな違いが見られました。
下回転については、ボールの回転が全体的に減った…というよりかは、ボール自身の摩擦係数が減った感じがあり、バウンド後にナックルとぶち切りとでの止まる・止まらないの変化が減り、タイミングを狂わせづらかったです。
【空気抵抗】
やっぱりプラボールの方が横回転系はよく曲がるかな?という気がしますが、気がする程度です。
縦回転の変化が少なくなった分、横系の変化を強く感じるのかも知れません。
【総評】
回転重視のプレイで言うと、縦回転はバウンド後の変化や回転の影響がやや減る方向。
横回転はセルロイドと同等(以上?)のため、カットマンとしては下回転量で変化をつけるより、横回転で変化をつけることを重視したプレイスタイルを考える必要がある・・・?
スピードは全体的にやや落ち?
アンドロは1社だけ弾まない台でプレイしている感覚。でも値段据え置きで安いらしい。
ニッタクとTSPに性能差はほぼ無し。強いて言えばニッタクはほぼセルロイド球。
ボール半個分ズレが~ みたいなカッコイイことを言いたいのですが、残念ながらそこまでのレベルでもなく繊細さも無いです・・・。
【あとがき】
このレビューは、前回TSP&XU社製のプラスチック球の試打・比較の際、セルロイド球と混ぜられて分からなかった私がお送りしています。
【結論】
やっぱ大して変わらんので、我々下々の卓球人は安心していればよい。
練習すりゃ慣れる。
以上 (゚ρ゚*)
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