今日は

 

保護犬ハピオくん(柴犬)の


2回目の命日です。

 

彼を偲ぶ1日にしたいと思います。

 

 

飼い主の飼育遺棄という現実

 

ハピオくん

 

飼い主持ち込みで


センターへ収容された子です。

 

迷子と違い、


飼い主からの持ち込みは

 

過酷な現実が待っています。


殺処分まで残された時間は、


わずか。

 

blogで知らせてくれた


 個人保護されるマコリンさんが、

 

引き出してくれて、

 

ハッピーペットさん


助けて貰い、


おうち探しが始まりました。

 

強制的に命を奪われることなく、

 

最終的には、


お店の看板犬として、地域の人から愛され、

 

15歳の生涯を閉じました。

 

私の持つ柴犬のイメージを覆すほど、

 

穏やかでフレンドリ−な子でした。

 

 

私は


最初のマコリンさんとの経緯もあり、


 散歩ボラなどで、


ハッピーペットの手伝いをしました。

 

ハピオくんと数年間を過ごし、


そこから、

 

多くの出会いや学びを貰いました。


心から感謝です。

 

 

健気な子に涙する

 

散歩の途中、時折見せる

 

「飼い主さんによく似た男の人を探すそぶり」に

 

何度も胸が締め付けられる思いを

 

経験しました。

 

そこを動かなくなるハピオくん

 

これは、

 

城址公園の菖蒲園の手入れをする


職員の方を

 

元飼い主と勘違いして

 

立ち止まってしまった姿です。

 

 

こんないい子を

 

どうして飼い主は捨てたのか?

 

まだ見ぬ飼い主に

 

憤りを、何度も何度も感じました。

 

こうやって闇に葬ったはずの子が

 

同じ関東の西のはずれで傷つきながらも

 

あなたの姿を追い求めながら、


暮らしていた数年のこと、

 

見守られ、命を全うしたことを

 

あなたは知らないでしょう。

 

せめて

 

罪の意識を持っていてと、願います。

 

 

飼育放棄とは

 

行き着く所、人間のモラルの問題か?

 

ハピオくんラッキーくんから初めて聞いた

 

飼い主持ち込みという衝撃的なワード。

 

悲しいかな、あれから、


随分耳にするようになりました。

 

保護犬を通して、私なりに考えました。

 

動物を守るには関わる人間の

 

◆生活の安定、

 

◆教育の充実、

 

◆政治(法の整備)の役割

 

が必要不可欠ではないかということ。

 

(余談ながら)

 

人間社会の弱者への問題も全く同じ


と考えます。

 

ハピオくんからは本当に多くの事を

 

教わりました。

 

私には


できることに限りがあるけど、

 

でも、生きている間は、微力ながら

 

できることを探していくよ、


ハピオくん

 

一つだけごめんね、

 

うちの子にしてあげられなかったこと。