ラッキー君のこと

 

柴犬のハピオ君の弟分として

 

北関東の保健所からやってきた

 

ラッキー君

 

 

ハピオ君同様

 

長い間ハッピーペットに留まり、

 

 

今日

 

車で1時間ほどの湘南F市へ

 

トライアルに出発しました。

 

ラッキー君

 

嬉しそうに私の所へ寄ってきて

 

そして、


車にさっと乗り込みました。

 

 

皆様、応援ありがとうございました。

 

トライアルがうまくいくように

 

祈って下さいね。

 

 

トライアル先

 

私と同じく

 

散歩ボランテイアしているIさん

 

乗馬仲間の方のお家に行きます。

 

 

秋以降何回か

 

乗馬の練習場で


お見合いを重ねていたそうで

 

トライアル後も定期的に


Iさんと会えるそうで安心です。

 

 

飼い主持ち込みと言う衝撃

 

【飼い主持ち込み】という言葉を


初めて聞いた時は


とてもショックでした。


家族を棄てる。


 当然お迎えがあるはずもなく


ハピオ君&ラッキー君の殺処分に

 

時間の猶予はありませんでした。

 

 

何とか助けたいという


保護活動の皆さんの思い、ご尽力、連携で


2匹は奇跡的に助かったのです。

 

ハッピーペットさんへの感謝から


 私も散歩と不在時のお世話を

 

手伝わせて貰うことにしました。

 

 

散歩の最中に、

 

元の飼い主さんに似ている人を

 

見かけると振り返り、

 

いつまでも立ち止まるハピオ君の姿が

 

不憫で

 

とても切なくなったものでした。

 

 

穏やかな性格で


すでにシニアのハピオ君に比べ

 

ラッキー君

 

若くて、気持ちが荒れたのか?

 

保健所の職員さんを咬んだそうです。

 

棄てられて納得いかなかったのか、


知らない場所での恐怖か?

 

命が助かり

 

ハッピーペットに迎えた後も

 

暫くは私も(止められ)

 

触れることはできませんでした。

 

半年した頃、

 

ハッピーペットさん


粘り強いお世話のおかげで

 

見違えるほど良い子になりました。

 

(元々良い子だったと思います)

 

 

私が関わるようになってからは、

 

問題は一度もありません。

 

賢い子でお店で私の声がすると

 

声を聞き分けられるらしく

 

2階の部屋で


吠えて呼んでいました。

 

 

「咬んだ子は


再びここへ戻る可能性をいつも

 

覚悟しておかなくてはならない」と

 

ハッピーペットさん

 

一言ぽつりと言いました。

 

 

新しいおうちの子を目指して

 

ラッキー君がんばる!!

 

蛇足ながら

 

ラッキー君を見送りぽつんと残された私は

 

何かせずにはいられない気持ちになり

 

祈る思いを隣の宝くじに託しました(笑)

 

 

時雨れていた空にうっすらと

 

薄日が差しました。