夕べ、いつものように泳いだ後、サウナで本を読んでいた。
そのサウナを出ようと立ち上がったとき、腰に嫌な感じが走った。
こういうの、テンション下がる。
「重いものを持ち上げた」「急に体をひねった」、だから腰が痛くなる。これなら、決して喜ばしくはないが、納得もできる。そうじゃないくて、「いつもしている動作で痛みが走る」のはものすごく嫌な感じだ。つくづく老化を思い知ってしまう。
鍛えているからか、幸運なのか、激痛いわけではない。
取りあえず、日常生活には支障はない。ただ、「乱暴な動きをするとギクッと鋭い痛みが走る」予感満載。だから、絶えず腰に意識が行く。気をつけなきゃだめだと心も体も用心している。
ただ、その用心にも老化が現れる。若いころのように、きっちり用心できない。用心しているつもりなのに、つい、やらかしてしまう。
今日のやらかし。午前中。
右ひざ。
リュックの肩ベルトについている長さ調整用の金具の上に、膝をついてしまった。
膝のお皿の脇に、金具がめり込んで、大激痛。
しばらく動けなかった。
そして、2回目のやらかし、夜。
洗濯物を2階へ持って上がるとき、左足の中指をドアの角にぶつけた。
小指も激痛だが、中指も負けず劣らず激痛。
しばらくうずくまっていた。
足・腰・受難。
ああ、なんて日だ。
痛くても 痛いですませぬ ことばかり
鞠子