社用車に乗ってエンジンをかけたら、いきなりラジオがしゃべり出した。
そうこうしているうちに、舟木一夫の『学園広場』なる曲が流れてきた。
私は初めて聞いた曲だったが、なんとものどかな4分の3拍子なのである。
ゆったりとした「ぶんちゃっちゃ、ぶんちゃっちゃ」で、絵に描いたような4分の3拍子。
最近、こういうリズムの曲、そういえば聞いたことがない。
特に今どきの歌は歌詞も分からなければ拍も分からない。
『学園広場』は確かに古臭い感じだが、それでもこのリズム、人間の生理に合っているに違いない。
とても心地よい。
スマホ、パソコン、タブレット、SNS、AI,IT、それが何だというんだ!……なんて気になって、何だかとっても癒された。
生き物の リズムを狂わす ことばかり
鞠子