用があってダブルワーク先に電話をした。
珍しく、いきなり社長が出た。「いつもお世話になってます。鞠子です(←もちろん、名字を言ったが」と名乗ったら、社長は「あ、鞠子さん(←くどいようだが、社長も名字を言った)。鞠子さんの声を聞くとホッとする」と???なことを口になさった。
この社長、決してこういうことを言うタイプの人ではなく、こちらの方が面食らってしまったが、一応「そんなふうに言われて嬉しいです」と答えておいた。
それから数日後、別件でまた電話をした。今度は、ベテラン社員Hさん(←というと聞こえがいいが、私が見たところ、社内で一番仕事熱心&自他ともに対して厳しそうな女性)が出た。用向きを伝え、その日の夕方、出社・納品することになった。
午後4時、出社。
納品に係る諸作業を終え、書類を片付けていたら、Hさんがやってきた。
そして「この前、社長が”鞠子さん声を聞くとホッとする”と言ってたけど、私もそう。元気になる」とこれまた???なことを言いだした。
Hさん曰く「まあ、社長の” ホッとする”とはちょっと意味が違うけどね」
…って、ますます意味が分からない。
真相を聞きたかったが、Hさんは他の社員から声がかかり、2階へ行ってしまった。
ま、そう言われて悪い気がするわけではないが、思うに、
〇社長…私が電話をする前に、クレームの電話を延々と受けていた。
〇Hさん…老いてもダブルワークをしている私に励まされる。
そんなところじゃないだろうか。
真相は 知らないほうが いいのかも
鞠子