(1)車のナンバー
長距離散歩中、とある住宅の前に車が3台止まっていた
1台はその家の駐車場に、あと2台は駐車場の前に。
その駐車場の中にいた車と、外にいたもう1台、ともに日産のオーラだったのだが、なんとこの2台、「ナンバーが同じ」だった。
同じ車種、同じ色、同じ型式、そして同じナンバーの車が同じ家にある……
こんなこと、あるんや。
同じナンバーを選んだのだろうとは思うが、ぱっと見「!?」と思ったし、次の瞬間、片方のナンバープレートは偽造じゃないかと思ってしまった。
(2)ドラッグストアのPOP
うちの近くのドラッグストア、国道に面したガラスに大きな新しいPOPが張ってあった。
その文言、
「品ぞろえ、増えました」
一瞬「!?」と思った。
この日本語、おかしくないか?
「品ぞろえ」ときたら「豊富」だろう。
「増えました」とするんなら、「品数」とか「アイテム」とか。
「品ぞろえ」は増えたり減ったりするものではないと思うのだが。
こだわりすぎか。
(3)1プッシュで1杯分
ランチに入った何某チェーン店。
お水はスタッフが持ってくるが、温かいお茶はセルフとなっている。
給湯器に「温かいほうじ茶、1プッシュで1杯分出ます」と表示してあった。
湯呑を所定の位置に置き、指示通り、1プッシュした。
1杯分で止まる。
……って、こういう場合の1杯って、普通湯呑の7分目か8分目でしょう。
ところがこの給湯器、並々・丸々1杯分、上限すれすれまでお出しになった。
とてもじゃないけど、持てない。
少し捨てようにも、湯呑が持てないのだ。
焦った。
こういう場合、どうすべきか。
仕方ない。1杯全部捨てるつもりで、給湯器にセットしたまま湯呑を一気に倒してみた。
「!?」
勇気をふりしぼったのに。
何のことはない。それはほとんど水レベルの温度だった。
毎日が こんなふうなら 幸せか
鞠子