お米の値段が爆上がりして、もうどれだけ経つだろう。
爆上がりだけではない。スーパーの店頭、以前に比べたらお米の棚はスカスカだ。「おひとり様一袋まで」と書いてある店もある。
飲食店は大変だろうな。松やの「特盛りでも値段同じ」が、救いの神に見えてくる。
今日、我が家のほど近いところにある某カレーチェーン店に行った。
家から母の納骨堂までの長距離散歩道中に位置しており、忘れたころに時々利用するのだが、初めてここのカレーうどんを注文してみた。
うん、いける。私好みの味。
二口、三口すすったところで、猛烈にご飯が食べたくなった。
いや、それでは炭水化物オンパレードになってしまうし、チェーン店とはいえ、ここはそこそこ値が張るし。なので、やめておこうという気もなくはなかったが、ご飯・食べたしの欲求に勝てなかった。
そういえば、ここのご飯はちょっと固めに炊いてあっていつもおいしく、ご飯単体で食べてみたいという興味も後押しした。
そうして、小さな丼に入った150gのご飯がやってきた。
喜び勇んで一箸、口に入れた。その瞬間、あれ?と思った。
いつもと微妙に味が違う。表面がいつもよりパサついている気がする。
この店、たぶん、お米を変えた……
もしかして、外国産の米が混ざっているのではないだろうか。
なんだかちょっぴり残念で、悲しかった。
爆上がりだから仕方ないかとあきらめるしかなかった。
還暦を 超えて白米 愛倍増
鞠子