左上の複数歯に何とか歯根膜炎の判断が下り、痛みに苦しんでいる最中、相対する左下の歯のかぶせものが取れてしまってほぼ半月。
何とか歯根膜炎の痛みは、取りあえず何とか咀嚼ができるところまでは軽減した。上から鼻の横を押さえるとまだ痛いのだが、押さえさえしなければ痛まない。固いものを早く噛むと響くが、ゆっくり咀嚼すれば問題ない。もともと、ゆっくり食べたほうがいいわけで、これはむしろ幸いかもしれない。
で、かぶせもののほうは、一応、かぶせ直してもらった。
つまり、「何事もなかった2週間前」にいちお、戻ったわけである。
だがしかし、私は暗い。
左上も、左下も、「先はそう長くないだろう」旨、余命宣告をされたからである。
1年位前だったか、右上も余命宣告をされている。
口中、3か所も、もう先は長くないのだ。
3か所もデンチャーということになったら。
ゾッとする。
今、一か所でも結構不自由なのに。
母なんか、今の私の年のとき、すでに総入れ歯だったもんなあ。
それに比べたら、よく持ちこたえたと言えるかもしれないが、それでもやっぱりこれは悲しい宣告だった。
そのときそのとき、ベストだと思われる処置をしていくしかないが、相当へこんでいる。
ひとつずつ、過去の自分が 消えていく
鞠子