フェイスブックに、よく美容院に「行く前・行った後」というリール動画が出てくる。
客が自分の髪に関する悩みや髪形の希望を述べ、美容師がそれに沿って施術し、行った後、見事に変身している人もあれば、前のほうがよかったのにと思える人もあって、なかなか面白く、時々見たりする。
だが、髪形一つでこんなにあか抜けるのだと、見るたびにつくづく思うポスターがある。
共産党の田村智子党首が大写しになったポスターだ。
「希望をあなたと共に」のキャッチフレーズで作成されたポスター上の田村党首は、申し訳ないけど、どことなくやぼったい感じで、希望をあなたと共にと言われても何だかなあ……と思っていた。
ところが、次に出てきたポスター「本物の改革」では、きりっとしたボブスタイルで、かつ明るめで艶のある髪色に変え、別人のようにあか抜けていた。
見た目が変わろうと、政治家としての力、政党としての力が変わるわけではない。
ルッキズムと非難されることは重々承知だが、ポスターで訴えるには、「本物の改革」のほうの党首のほうが効果大だと思う。
というより、田村党首をカットした美容師さん、誰だろう。
私も変身したくなった(←そんなところしか見ていないお気楽人・鞠子)。
目も耳も 刺激してこそ 主張でき
鞠子