確か歯根膜炎と言われたと思う | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

1週間ぐらい前から、左上の歯に違和感があった。

欠損している歯の前後、つまり3本分、いっぺんにかぶせてある歯だ。

前後の歯の神経処置はしたのかどうか、あまりにも昔の話すぎて全然覚えていないのだが、しみないところをみると、前後とももう死んだ歯なのかもしれない。あるいは、この違和感、単純な虫歯ではないのかも……

 

という段階で、歯科に行けばよかったのかもしれないが、今となっては後の祭り。

今朝からとんでもなく痛くなった。

何もしなくても痛い。何も食べられない。相変わらずしみることはないのだが、「飲む」という動作で舌が触っただけでも激烈に痛い。歯茎が赤く腫れている気がしないでもないが、この痛みに合致するほどグロテスクな見た目ではない。

 

こうなるともはやどうしようもなく、急きょ歯科に電話した。

今日は予約いっぱいだそうだが、どうにも耐えられるはずがなく、何となく迷惑そうな事務スタッフの声を無視して、ムリムリ昼12時に入れ込んでもらった。

 

その結果は、「歯根膜炎」…だったと思うのだが、見せられたカルテには、もっと字数が多かった気がする。なにしろ、裸眼で行っているので、よくわからない。しっかり確かめる気力もないほど、歯が痛い。

 

抗生物質を服用し、炎症を鎮める。その間、痛み止めで対処するしかとりあえずないらしい。

それも、歯科医曰く「この状態だと、痛み止めもあまり効かないと思います。2、3日、しんどいです」。

…う、う、うそやろ。この状態で2、3日頑張れって? 痛み止めすら効かないってか……

 

医師の言ったとおりだった。

激痛い。

痛み止めを飲むと、しばらく「何もしなければ痛くない」状態にはなるが、舌で触ったりしようものなら激痛。

「1回服用したら5時間は間をあけるよう」に言われたが、4時間も経つと途端に何もしなくても痛くなる。

鼻の横のあたりを皮膚の上から抑えただけでも激痛。

 

こうなってみて初めて分かったが、世の中には「噛まずに食べられるもの」「吸わずに飲み込めるもの」など皆無なのだ。

もう、「ほぼ絶食」するしかない。

これ、本当に2、3日で治るのか。全然治る気がしないんだけど。

 

ずっとこのままだったら、永遠に流動食だ。

…ということで、ただいま絶望中。

人から見たら「それくらいのことで」だろうけど、私としては人生終わった感大。

痛み止めのロキソニンは、6錠しかくれなかった。常用すると副作用があるらしいが、こんな状況で、薬が切れたらどうしようと今から不安でたまらない。

ああ、もう顔の左側、全部が痛い。

太宰治が術後の痛みを止めるためにパビナール中毒になった理由もよぉくわかったぞ。

 

 

 

 

 

 

 

痛みとは 心を蝕み 身を殺す

鞠子

 

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