「主人から毎月決まった金額のお金を渡される。使い道をいちいち報告し、許可を得なければならず、自由に使えなくて悩んでいる」との読者相談を見た。

なんでもこの相談者、推しがいて、その関連グッズを購入したく、夫に言ったら激怒されたらしい。

 

私にも、「家計を全管理している」と豪語する知人男性がいる。

彼は子供がおらず、奥さんは専業主婦。

彼の収入は、まあ「普通」の部類。それだけでやっていけなくはないだろうが、夫婦のみという家族構成で「専業主婦」というのも私としては信じられない。さらには、休日、一緒にスーパーに行き、主な食料品は彼の監視下(?)の下で購入、洗濯洗剤やシャンプー、リンスに至るまで彼が決めていると聞いて、正直ゾッとした。奥さんは、美容院も、彼に報告してから(←つまり許可を得てから)行くのだそうだ。ついこの間など「フライパンを買い替えようということになり、一緒にニトリに行ったら、いろんな調理用具をねだられた。仕方がないので買って(・・・)やった(・・・)」と得意げに話していた。

 

私は、こういうお金の使い方、こういうお金の管理を「された」経験が全くない。

親のお金で生きていた学生時代から、社会人になり、今に至るまで、お金をどう使うか、どうやって管理するか、全て自分の一存でやってきた。

だから、相談者のような生活、知人夫婦のような生活は耐えられないだろうな、と思う。

 

相談者が欲しているのが「推し関連グッズ」というのも気にはなる。

そのテのものは、興味のない人にとっては全く価値のないものだからだ。

相談者の夫のようなタイプだと、価値がないどころか不用品であり、そんなものにお金をかける(←それも、そこそこ高額だと思われる)なんてありえない、許せないと思ったに違いない。

 

私の知人夫婦はそれで幸せなんだろうし、相談者が夫に耐えられなくなって離婚しようが我慢しようが、私にとってはどうでもいいことで、かつどうしようもないことだが、それと同時に、自分の采配で誰に気兼ねをすることもなくお金を使える私の状況に、改めて感謝したりしてしまうのである。

 

 

 

 

 

 

 

チョコを買い ビールも買える 日々感謝

鞠子

 

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